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【ヴィジョン/暗闇の来訪者】ポルターガイストかと見せかけて実は・・・

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ヴィジョン/暗闇の来訪者

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ホラー・サスペンスというジャンルに分類される作品なのですが、大きな音などを使った脅かし系の演出もなく、落ち着いて観ることが出来ました。

ラスト近くまでの流れは、ホラー作品によくある「ポルターガイスト現象を体感しているのは自分ひとりで、周りの人は自分のことを精神疾患を患っていると考えている」という例のパターンなんですが、結末はそこからひとひねりしています。

というか、「ヴィジョン」という作品タイトルが、ほぼネタバレだと思うんですけどね。笑。

さて、そのあらすじは・・・

女性が運転する車と交通事故を起こしてしまったイヴリー(アイラ・フィッシャー)は、その事故のPTSDに苦しみながらも、1年後郊外へと引っ越し、夫のデヴィッド(アンソン・マウント)とともにワイナリーを始めることにした。

そして、彼女のお腹の中には新しい命が宿っている。

新しい土地に住み始めてからしばらくすると、イヴリーの周りで不思議なことが起こり始めた。不安がる彼女に対し、デヴィッドはPTSDが癒えてないせいだと考える。

そんなとき、通い始めたマタニティヨガの教室で出会い、仲良くなったセイディー(ジリアン・ジェイコブズ)だけは、奇妙な現象の話を真剣に聞いてくれるのだった。

イヴリーは、この家の不思議な現象の原因を突き止めようと、いろいろと調べ始めたが、ある日ベッドの上でひどい幻覚を見たことで取り乱し、ついにデヴィッドが我慢の限界を越え、医師に抗うつ剤を処方してもらうことになった。

その後しばらくは平穏な毎日が続いていたのだが、自分の周りで起こっていた不可思議な現象は幻覚ではないことに気づき、抗うつ剤を飲むのをやめ、再びこの家について調べ始めるのだった。2015年作品・1時間23分。

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スタッフ

  • 監督:ケヴィン・グルタート
  • 脚本:ルーカス・サスマン / L・D・ゴフィガン

ヴィジョン/暗闇の来訪者を見た感想とネタバレ

ヴィジョン/暗闇の来訪者

ホラーやサスペンスでは、主人公の側にいる優しい人物を疑え!というのが鉄則になっていると思うのですが、この作品はそのルールを逆手にとった演出が散りばめられていて「うまいな!」と感じてしまいました。

さらに、少しクセのあるキャラクターを登場させることによって、イヴリーの家で起こっている奇妙な現象の原因が何かを絞り込めないような配慮もなされています。

やはり、作品の前半は「一体何が起こっているのか?」「誰があやしいのか?」というようなことに思いを巡らせながら観るのが楽しみですから、そういう点では細かく計算されていたと思います。

有名なワインのバイヤーであるヘレナ・ノル(ジョアンナ・キャシディ)が、心霊体質であるとか、親身になって側についてくれている夫のデヴィッドが、知らない女性と街で落ち合っているのをイヴリーが偶然見かけてしまうとか、不動産屋(ジェフ・ブランソン)のトークにウソが隠されているような雰囲気にしていたりとか、実にさまざまです。

登場人物すべてが怪しく感じるので、妊娠中のイヴリーの診察をしているマシソン医師(ジム・パーソンズ)も信用できなくなって、疑心暗鬼に陥ってしまいました。

このイヴリーの妊娠というのも肝になっていて、最終的にある人物の狂気を助長させている原因のひとつになっているところが怖いんですよね。

「交通事故のPTSD+妊娠中+新しい環境」という条件が重なっていることで、イヴリーひとりだけが超常現象を体感しているということも、周りの人たちが彼女の言い分を信じない原因になっています。

イヴリー本人も、霊的なものが原因で奇妙な現象が起こっていると考えつつも、自分の精神状態が普通ではないのかも?という疑いを持っているので、素直に抗うつ剤の服用を承諾するんですね。そして実際に薬を飲み始めてからは、奇妙な現象は起こらなくなるので、周りからしたら「やっぱりな」という感じだったと思います。

詳しいネタバレはこの後にするとして、気になったことをいくつか。。。

  • ごふじょう=トイレのことを「御不浄~ごふじょう」と呼ぶことを初めて知りました。
  • 事故のせいで車を運転するのが怖いからという理由があるにせよ、イヴリーは妊娠しているのに自転車に乗るのはよろしくないですね。
  • イヴリーは、となりの住人を双眼鏡を使って観察しているのですが、携帯の着信音がそのおとなりさんに聞こえるといいうのは、距離感の辻褄が合わない気がしました。
  • イブリーが抗うつ剤を飲み始めたとき、デビットは「赤ちゃんは大丈夫だ。保証する」と言い聞かせます。医者でもないのにいい加減な発言ですよね。
  • イブリーよりセイディーのほうが好みです。笑

ヴィジョン/暗闇の来訪者・セイディ
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ヴィジョン/暗闇の来訪者のネタバレ(完全版)

ヴィジョン/暗闇の来訪者

交通事故にあい病院に運ばれてきたイヴリー。
横にいる夫のデヴィッドに、事故を起こした相手の車に乗っていた赤ちゃんが無事かどうかをたずねる。

1年後。

イヴリーは妊娠中。ワイナリーをはじめるために、閉ざされていたぶどう園のそばに、LAから夫妻でひっこしてきた。

地元の男性がウェルカムパーティーを開いてくれた。そこにイヴリーの友人のアイリーンも遊びに来た。1800年代にここのワイナリーで初めて作られたワインを開ける。

そこに敏腕バイヤーのヘレナがやってきた。前にここに住んでいたポーター家は、ワイナリーの経営に失敗したと彼女は言う。

お手洗いに行ったはずのヘレナが寝室でおかしな状態になり、「赤ちゃんがどうこう」とつぶやいている。イヴリーが近づくと正気に戻ったが、何かに取り憑かれているようだった。
不思議なことにヘレナとは初対面なのに、自分が妊娠していることを知っていた。

この渓谷にまつわる謎があるとデヴィッド。

イブリーがベッドで眠っていると、ふくらんだおなかが血だらけになり、ベッドの装飾枠が動き出す夢を見た。

翌朝ワイナリーを見て回るイヴリー。おとなりの倉庫から白い煙が立ち込めている。

病院で妊娠の状態を診てもらいに出かける。PTSDの薬を飲むのは避けたいと医師に告げるイヴリー。

マタニティヨガの教室へ通いはじめ、セイディーという女性仲良くなる。彼女はこのあたりはジャンキーや飲酒運転の人が多いと言う。

自宅に戻ったあと、イヴリーはワイナリーの水槽に異変を感じる。

おとなりの倉庫を双眼鏡で観察するイブリー。先日の白煙のこともあって麻薬を作っているのかもと心配している。

夜、外に人の気配がする。フードをかぶった男が立っている。デヴィッドが確認すると誰もいない。
デヴィッドはPTSDや抗うつ薬をやめたことで、イヴリーが精神的にまいっていると考えている。

セイディーとお茶を飲みながら、イヴリーは1年前に交通事故を起こして、こちらに過失はないのだが、相手の赤ちゃんが亡くなってしまったことを打ち明ける。

ヴィジョン/暗闇の来訪者
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家に帰ると、机の上にコインが数枚立てておいてある。
ドアを激しく叩く音がして恐怖を感じる。デヴィッドを呼ぼうと携帯を鳴らすが部屋においてあるようだ。ふと見ると、なぜか床に拳銃がある。

ワインボトルが破裂。そこにデヴィッドが戻ってくる。さきほどの出来事を話すが、ワインボトルは割れていないし、拳銃もない。

お隣のレオ(マイケル・ヴィラー)が訪ねてくる。イヴリーが双眼鏡で見ていた男性で、オリーブオイルを作っているとデヴィッドが告げる。

幻覚を見ているので医師に診てもらう。
医師は抗うつ剤を飲むことをすすめるが、イヴリーは首を縦に振らない。デヴィッドは、彼女の気持ちを優先しながらも、もしまた幻覚を見たら薬を飲んでくれと言う。

セイディーと彼女の夫のベンを自宅に招いて食事。

この家はどこかおかしいと言うイヴリー。セイディーもこの家は呪われていると言い、翌日ふたりで紹介してくれた不動産屋へ訪れた。
不動産屋は事故などはないと言うが、イヴリーが怪しいと感じている、家の裏のポーター家の廃墟について質問するが資料はないようだ。

自宅に変えると誰かの叫び声が聞こえる。霧で煙っている廃墟から女性の「やめて、お願い」という声。

ポーター家のことを誰も知らないのはおかしい、霊的なことが関係しているのでは?と考えているイヴリー。

ベッドで抱き合っていると、突然デヴィッドが黒いフードの男に見えた。取り乱すイヴリーンに困惑するデヴィッド
マネキンに襲われる幻覚を見たイヴリーが窓ガラスを破って外に転がり出てしまう。ついに医師から抗うつ剤を処方してもらうことにした。

おなかが大きくなってきたイヴリーは、薬は飲み続けている。薬のせいなのか、デヴィッドとの会話は減っている。
それでも、ぶどうも赤ちゃんも順調に育っている。

街のカフェでセイディーと偶然出会う。
ここしばらく、セイディーのメールを返さなかったことを謝罪するイヴリー。

薬のおかげで幻覚をみなくなったと伝え、幻覚を見ていたときはコルチゾンの数値が異常だったと医師から聞いたことを話す。
セイディーは含みのある口調で「薬を飲んで得するのはデイビットでしょ?」と言う。そのとき、カフェの外でデヴィッドが他の女性といるところを見てしまう。

ヴィジョン/暗闇の来訪者
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家に帰ると、いくつかの呪いに関する資料があるのを発見したイヴリー。考えることがあって、薬をやめてみることにした。

ジェーン・ポーターあての手紙がポストに入っている。差し出し人は図書館からで、中身は未返却書籍の一覧だった。

  • 悪霊の訪問
  • 悪霊学
  • 丘陵地帯の恐怖

ジェーン・ポーターに電話し、図書館から来た手紙を読んでしまったと告げ、この家での体験と書籍が関係しているのか質問した。

ジェーン・ポーターはイヴリーがヘレナと知り合いだということを知り、「最初、私も自分がおかしいのかと思った」と話し始めた。

その話を聞いてから、イヴリーは薬を捨てた。

そして、薬を服用していたときは収まっていた現象がふたたび始まる。
窓ガラスが割れ、何かに押し倒されたが、ガラスは割れていない。

ヘレナを訪ねたイヴリーは、ジェーン・ポーターと話をしたことを告げる。変な現象が見えることを打ち明けると「力になるわ」とヘレナ。

ヘレナは時々、自分をコントロールできなくなることがあるという。あのパーティーの夜、誰かの激しい感情が見えたらしい。

イヴリーはワイナリーの気になる場所水槽のに案内する。
つながりを求めて現れたがっているとヘレナ。イヴリーと手を繋いで霊を呼び出す。

水槽から男の姿。その場から離れ母屋へ戻り、とても恐ろしいことが起きたことは確実だとヘレナは言う。

ヘレナの娘から電話、席をはずしキッチンへいったイヴリー。
そのテーブルの上にナポリぶどう園のワインがある。パーティーで振る舞われたヴィンテージワインで、醸造者の名前は「マグナス・ナポリ」とあった。

ポルターガイスト現象がおこり、あわててヘレナに駆け寄ると彼女が床に倒れており、すぐに救急車を呼んだ。

「勘違いしてたわ、あなたよ」と言い残して死ぬヘレナ。

ヘレナを乗せた車を見送る住人たち。
人形のようなものでお祓いのような仕草をする女性は、邪悪な力から守ってくれるお守りだと言う。そして「邪悪な力は、あなたが来てから強くなった」と。

ベッドの上にある呪いの資料についてデヴィッドを問い詰めるイヴリー。
近所の人たちがおいていったものだと言い、余計な心配をかけないように隠しておいたのだと告げた。

ここを出ようと言うイヴリーに全財産をつつぎ込んだから無理だと言う。

そのデヴィッドの態度に対し、「ここにはもう戻らない」とイヴリーは車で出ていった。セイディーに電話し、あなたの言うとおりだったと留守電に残した。

イヴリーはナポリ家ぶどう園にやってきた。
100年以上前、あの家はナポリ家の土地だったので、奇妙な現象についての話が聞けると考えたのだった。

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主人は、あの屋敷は曽祖父が1881年に建てたが、移り住んだ直後から怪奇現象が始まったと言う。原因はわからない。最終的に火を放ってそこを離れた。

曾祖母が行ったことを話し、霊媒師が霊と更新したときに描いたスケッチを見せる。デヴィッドそっくりの男性のスケッチ。

危機感を感じ、デイビットを迎えに行き、家の前から電話するがでないので家の中へ。
リビングにはアイリーンと医師がいる。デヴィッドに頼まれて集まったという。

カフェから見た、デヴィッドと一緒にいた女性も。彼女はセラピストでランバード(アニー・テデスコ)という名前らしい。ランバードはあのスケッチに描かれていた女性だ。

医師が机にコインを立てているシーンを見て、「今夜おきる、今すぐ逃げて」と叫ぶイヴリー。みんなは何のことかわからずに立ちすくんでいる。

ドアをノックする音。
ドアを開けるとベンとセイディー夫妻で、病院に行く途中で破水したので助けてほしいという。

イヴリーは「私は幽霊ではなく未来を見ていた」とみなに告げる。

そのとき、セイディーが銃をかまえて携帯電話をおけと言う。さらにリビングに戻らせて、ベンがみんなの携帯電話を取り上げた。

逃げるランバードを撃ち殺すベン。彼女の血が壁に。床に銃が転がる。

包丁をもったセイディーがイヴリーを襲う。
助けに入ったデヴィッドが彼女を取り押さえて、包丁を大きなおなかにさすがなんともない。あっけにとられていると、逆にデヴィッドが刺されてしまった。

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セイディーのおなかはフェイクで、なぜか妊婦のふりをしていたのだった。
マネキンを動かし、セイディーを押しやったことで窓ガラスがくだけ、セイディーが外へ転がり出る。

アイリーンがベンに射殺される。

イヴリーが外へ逃げると、おとなりのレオと出会う。状況をつかめないままレオがベンに撃たれて水槽へ。
その後、イヴリーはセイディーに殴られ気絶してしまう。

床を引きずられ途中、イスや照明をつかむ。あのときイスや照明が動いたのはこれだったんだと気づくイヴリー。ベッドへ寝かされ手を金具に拘束されてしまった。

実はセイディは、1年前の事故の相手だった。

彼女は医師から妊娠できないと言われていたのに男の子を生むことができた。その男の子が事故で死んだ。その恨みをはらすため、ネットで調べてイヴリーに近づいたと言う。
そして、おなかの赤ちゃんを奪おうと、メスをお腹にあてる。

必死に抗おうとするイブリーは、ベッドの鉄枠に縛り付けられていた手に力を込めで、腕の自由を取り戻し、セイディーの首を斬りつけた。

それを見ていたベンがイヴリーを襲う。危機一髪の状況で、お腹を刺されていたデイビットが、彼を後ろから銃で撃って窮地を脱した。

君の言ったとおりだったとデヴィッド。

その後、デヴィッドとイヴリーは家を引き払った、

新しい借り手を案内する不動産業者。この家には不思議な逸話があるとセールストークしている。

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