洋画

【バンテージ・ポイント】斬新なカメラワークで楽しめる

投稿日:

バンテージ・ポイント

バンテージ・ポイントをhuluで見る

ピート・トラヴィスの初監督作品。さて、そのあらすじは・・・

スペインで開催された国際会議。その一連のスピーチを、群集を集めたサラマンカのマヨール広場で行おうとしていたアメリカのヘンリー・アシュトン大統領(ウィリアム・ハート)が何者かに狙撃される。

そして、その後広場に隣接するホテルから大爆発が・・・

シークレットサービス、広場にいた観光客、ニュース番組のディレクター、テロリストなどの視点からそれぞれ見たこの事件を映し出していくとともに、大統領警護の裏側と穴を描いたストーリー。2008年公開のアメリカ映画。1時間30分。

バンテージ・ポイントをhuluで見る

バンテージ・ポイントを観た感想

この作品は、確か以前に地上波でも放送されたはずで、それを見た記憶があるのですが、細かい部分やエンディングについてはまったく覚えていませんでした。

そして、そのおかげもあって最後まで一気に楽しめました。

主要な登場人物それぞれの視点から、大統領狙撃→ホテル爆破の経過を描いていくのですが、その割り振り方とか流れの作り方の上手さとかが際立っていましたね。

コレ以上だと間延びするというタイミングをよく理解したうえで、「え?その先はどうなってるの?」と興味を抱かせた状態で、次の出演者の視点に移動させていくあたり、ピート・トラヴィスはとても初監督作品とは思えない手腕だったと思います。

テロの首謀者、スワレス(サイード・タグマウイ)の緻密な準備と大胆な計画は、非常によく練られていると感じました。

それでもひとりの優秀なシークレットサービス、トーマス・バーンズ(デニス・クエイド)によって、その計画が気泡に帰してしまうという「勧善懲悪」の要素が相まって、見終わった瞬間にある種の爽快感を覚えましたね。

ニュース番組のディレクター、レックス・ブルックス役でシガニー・ウィーバーが出演していますが、ハリウッドの超大物なのに準主役というキャスティングも見事でしたね。

しかしながら、やはりその存在感や演技力の高さは言うまでもなく、「おそらくニュース番組の女性ディレクターって、こういう感じなんだろうな」とイメージ出来たのはさすがでした。

バンテージ・ポイントをhuluで見る

バンテージ・ポイントの出演女優

当作品では、大きくフィーチャーされている女優さんはいないと言ったほうが正しいかもしれません。

その中でも、シガニー・ウィーバーは別として、テロリストのひとりベロニカを演じたアイェレット・ゾラーが、重要な役割を占めていたのは間違いないでしょう。

バンテージ・ポイント/アイェレット・ゾラー

この人は名前からして、どこの国の人なんだろうと思ってたんですけど、イスラエル人だったんですね!

その吸い込まれるような瞳と、素晴らしいスタイルはモデル出身かと思っていたのですが、どうやらそうでもないようです。驚いたのはイスラエル国防軍に在籍してたっていうこと。

軍人さんとしてなのか、その他のスタッフとしてなのかは不明ですが、軍隊にこんな美人がいたら、隊員たちで奪い合いになってたんでしょうね~。

「天使と悪魔」のヒロイン、ヴィットリア役も美しすぎましたし、ちょっとイスラエルに旅行に行きたくなってしまいましたよ(笑)

バンテージ・ポイントをhuluで見る

バンテージ・ポイントのネタバレ

まず思ったのは、レックス・ブルックスが現場レポーターのアンジー・ジョーンズ(ゾーイ・サルダナ)へ出した指示について。これには、偏重放送の裏側を見せつけられている気がしました。

事実を全て映さず、都合の悪い部分はどんどん避け通るという姿勢。テレビを通じてしか情報を得ていない人は、俯瞰で物事を見ることができないということを、思いっきり知らされているようです。

まぁ、そのあたりを皮肉を交えて監督が描きたかったんでしょうけどね。

そして、シークレットサービスが、大統領を保護するために行っている施策も、これまた驚きです。

もちろん、現実の世界でこういうシステムが取られているとは思いませんが、大統領の影武者(替え玉)が常に用意されていて、それは

「レーガン以降、替え玉は毎回」

というセリフによって、危機が察知されたときは当然の解決策として機能していることがわかりました。

そして、そういうときにはコードネームが使用され、今回は、

  • 大統領=POTUS
  • 替え玉=ワシ
  • ホテル=城

となっていました。

ところが、替え玉が用意されるということも分かったうえで、テロ計画をたてられていることを、政府側は気づいていなかったんですね。

なぜなら、シークレットサービスのメンバーの中に、裏切り者がいてテロリストのスパイをしていたからです。

このテロリストたちが、アメリカ大統領を暗殺する理由は「報復」ということだったのですが、そことシークレットサービスのひとりがテロリストに加担した理由がうまくマッチしなかったのは残念でしたね。

ばらしてしまいますが、シークレットサービスのケント・テイラー(マシュー・フォックス)が裏切ったエピソードなりが描かれていれば、もうすこし作品にリアリティが出たかなと思います。

まぁ、それでも人間関係や全体の流れは素晴らしくスピーディーで、しかもわかりやすい演出がされていたので、その部分は枝葉でしょう。

スペインの石畳の街を使った、激しいカーチェイスも見どころがありましたし、最終的にハッピーエンドで終わるのも後味がわるくならずに済んでよかったと思います。

ただ、重要人物としての観光客ハワード・ルイスを演じたフォレスト・ウィテカーが、「エクスペリメント」のバリス役を思い出させて、ちょっとイヤな気分になりました。あの意味もなく口をあける演技が、どうも好きになれないんですよね。

あと、デニス・クエイドがメグライアンの元夫だと知って、かなりジェラシーです(笑)

細かいことを上げていけばいろいろとありますが、見てソンはない、かなり楽しめる映画なのは間違いないですよ!

バンテージ・ポイントをhuluで見る

2週間無料で楽しめる!↓↓↓お試しはバナーをクリック!↓↓↓

[紹介している作品に関しては、現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式サイトにてご確認ください。]

-洋画
-, , ,

Copyright© 海外ドラマと映画 ネタバレとレビュー , 2020 All Rights Reserved.