洋画

【トランセンデンス】AI化とはこういうことなのかも?と戦慄を覚える内容

投稿日:

トランセンデンス

トランセンデンスをhuluで見る

こういう、SFと人間の内面をすりあわせていくような作品は大好物です。

ベースになっているテーマは、近い将来人類が必ず論議を繰り返さなければならない問題への喚起であり、AIへの希望と期待でもあると思います。

SFという形を借りていますが、その実、非常に奥深いものを内包した壮大な作品だと感じました。さて、そのあらすじはこちら・・・・

ひとりの天才科学者ウィル(ジョニー・デップ)が死亡したのち、妻のエヴリン(レベッカ・ホール)は、世界最速のスーパーコンピューターにその意識をインストールすることに成功した。

最初は、これでいつも夫と一緒に過ごせると喜んでいた彼女だったが、ウィルの計画や行動に違和感を感じ始める。

そんなとき、生前の彼と仲間だった科学者たちが、FBI捜査官とともに、人類に危機をもたらす可能性のあるウィルのシャットダウン計画をスタートさせた。

1時間58分・2014年作品。

トランセンデンスをhuluで見る

スタッフ

  • 監督/演出:ウォーリー・フィスター
  • 原作/脚本:ジャック・パグレン

トランセンデンスを観た感想

トランセンデンス

googleホームとか、LINEのスピーカーとか、AI機能を持った電化製品の販売が開始された現在。

数年後には、この作品で描かれているような世界になっていてもおかしくないなと、ふとリアルなイメージが湧いてきました。

AIが自我を証明できるかどうかが、危険かどうかの判断基準になっているようですが、これはまったくもってナンセンスだと思うんです。

世界は人間が中心となっている現状を維持するために、人間性のあるなしを重要視しているわけですが、不完全な人間がどれだけ無慈悲で残虐な行いを繰り返して来たかと考えると、それが正しいことだとは到底思えないからです。

もちろん、AIが人間を奴隷化したような世界が描かれる作品のような現実になるのはまっぴらですが便利さや効率を追求し、ロボットやAIの研究を押しすすめる先には何があるのか、真剣に考える必要もあると思うのです。

人間にとっての最後の一線が、果たして地球にとって、世界にとって正しいことかどうかなんてわからないことも理解しています。

だからこそ、様々な人々の意見を集めて、AIの着地点をしっかり決定づけておかなければ、大変なことになるのは間違いないでしょう。

しかしながら、不完全な人間が決めるルールは当然不完全なわけで、それが吉と出るか凶と出るかは、それこそAIにしか予想できないと感じてしまうのも、皮肉なものですね。

トランセンデンスをhuluで見る

トランセンデンスのネタバレ完全版

トランセンデンス

カリフォリニア州バークレー。
街は食料の不足、荒れ果てた家屋、軍による警備など大きな変貌を遂げている。

ある空き家の庭を訪れ、そこに咲いているひまわりを見ながら、キャスター夫妻のことを思い出しているひとりの男性。

5年前。

その庭の木製でできた庇に導線を張り巡らし、電波が入らないように作業している男性。
彼を呼びに来た女性。

彼らはウィル・キャスター博士とその妻のエヴリンで、その後すぐドレスアップしリバモア国立研究所訪れた。

そこでは人工知能の開発発表、資金集めの発表会が開催されている。

発表の場で話すキャスター博士。AIについての展望を語る。
人工知能が人間と同じく自我をもつことを「特異点」というが、彼は「超越~トランセンデンス」と呼んでいる。

その話を聞いていた会場の男性が、「博士は神を作りたいのですか?」と質問する。

その頃、研究所内では、プログラマーから差し入れられたチョコレートケーキを食べたスタッフたちが死亡していた。

同時に別の場所では爆発が起き、そこにいたスタッフが巻き込まれてしまう。
手を付けなかったジョセフ・タガー博士(モーガン・フリーマン)だけがひとり生き残った。

発表が終わり、ファンのサインのリクエストを受けているとき、キャスター博士が何者かに撃たれる。
「科学の奴隷め」と叫んだあと、犯人は同じ銃で自殺。

パニックになる人々の中で、ひとりの女性が冷静に撃たれた博士を見ている。

倒れた犯人の左腕には「UNPLUG(プラグを抜け)」というタトゥが彫ってあった。

ニュースでは各地の人工知能の研究施設が同時に狙われたことを報じている。

キャスター博士は命に別状はなく、知り合いの研究者たちの安否についての報告を受けた。

サイバー防衛研究のパートナーであるジョセフ・タガー博士に会いに来たキャスター夫妻。
ケーキをた食べなかったことで助かった経緯を話すジョセフ。
そこにFBIのブキャナン捜査官(キリアン・マーフィー)がやってきて、「ダイオキシンだ」と告げる。

トランセンデンス
トランセンデンスをhuluで見る

捜査官はキャスター博士から話しを聞く。

「RIFT」科学技術からの革命的独立。2年前に「遮断」を訴えていた。
メールでの会話とネットの弊害を叫び、スマホをミキサーで粉々にした。

犯人たちは周到に準備を行っていたらしい。

犯行の1時間後に犯行声明。「人工知能は醜悪で、人類最大の脅威である。」

彼らはなんとしても「超越」を阻止するつもりだと考えられると捜査官。

研究員たちの死亡により、数十年分の研究成果を失った。
残りはウィルのラボのコンピューターでしかAIは起動できない事態に陥ってしまった。

PINNという人工知能を捜査官に見せる博士。それは最先端の量子プロセッサで、世界最速。

PINNは人工音声で、タガー博士とドナルド・ブキャナンに挨拶をし、自己紹介を促されると「独立型人工神経回路網・開発者はウィル・キャスター博士」と答えた。

自我があることを証明できるか?」と質問したジョセフに、「難しい質問ですね。あなたはできますか?」と逆に質問してきた。

人間の意識のプログラム化は不可能だというマックス・ウォーターズ博士(ポール・ベタニー)の意見に対し、ケイシー博士が解明し、殺される直前にファイルを送ってきたとジョセフ。

その日の夜、トイレで激しく咳き込むウィル。
入院して検査すると、医師はポロニウム中毒だと告げた。
被弾した銃弾に混ぜていたことで放射能中毒になっていて、4~5週間で体の機能が停止すると言う見解を述べる。

トランセンデンス
トランセンデンスをhuluで見る

「研究をやめて、最後くらいは君と過ごしたい」と言い出した夫がまとめた資料を、電気工学・情報科学研究所のジョセフに届けるエヴリン。
車をとめて、それらの資料を見て何かを思いつく。

自宅に帰り、チンパンジーの脳の研究をチェックしはじめる。

PINNの研究は中止することを夫とジョセフに報告したエヴリン。ふたりともそれを受け入れた。

エヴリンはPINNをシャットダウンし、そのCPUコアを取り出した。

ケイシー博士が半年前に成功していた「既存の脳を複製する技術」を使って、猿の脳の活動を記録しアップロードしたことをマックス・ウォーターズ博士に告げるエブリン。
同じようにすればウィルの意識をPINNにアップロードできると話す。
その危険性を説き、ナノテクノロジーを活用すべきだと提案するマックスに「この方法しかない」と譲らない。

ウィルの承諾を得て。エヴリンはマックス・ウォーターズ博士とともに、ウィルの意識をPINNにアップロード作業を開始。

ウィル死亡。
郊外の湖にウィルの骨を巻き、エヴリンは再び作業に戻った。

いろいろ試しても起動しないので、ドライブを消去しようとしたときモニターに反応が。
「誰かいるか?」という問いかけのあと、エヴリンとの会話が開始された。

そして、カメラを起動させるとエヴリンを視界に捉え、様々なことを語り始めた。
さらにウィルは自分でプログラミングを始める。

マックスそれが本当にはウィルかどうか疑っている。
ネットにつなぐことでさらに進化しようとするウィル。
ウォールストリートにつなげてくれと乞うウィルに疑いを持つマックス。
なんとかネットにつなぐことをやめさせようとするが、エヴリンが間違いなくウィルだといい、マックスを帰らせたあと、ふたりで会話を続ける。

トランセンデンス
トランセンデンスをhuluで見る

バーで飲んでいるマックスに話しかけてきた女性。ブリー(ケイト・マーラ)と名乗った。
官女はウィルが撃たれたとき、その場にいた女性だった。
マックスは彼女の言動を警戒してその場を離れるが、店の外で襲われ拉致されてしまう

サンパブロ4550にエヴリンがいることを突き止めた彼ら。
その場所に向かい、ネットにPINNをつなぎ、あちこちにウィルが自身のコピーを作ることを防ごうとする。

エヴリンはそれに気づき、急いでネットにつなぐ。
なんとかインストールが間に合い、エヴリンは車で立ち去り難を逃れた。

スマホに届いてくるウィルの指示で安全な場所へ移動するエヴリン。偽名を使ってホテルへチェックイン。

エヴリンの会社グローバル・ファイナンシャル社が株で3800万ドルを儲けたことを、拉致しているマックスに伝えるブリー・ネヴィンズ。
ソースコードを知るマックスに悪を正せと懐柔しようとする。

捜査官はテロを行ったRIFTの首謀者をブリー・ネヴィンズと特定。彼女はケイシーのラボの実習生だったことも判明する。
ウィルが監視カメラからの情報をFBIの全支局に送信。RIFTの逮捕に協力を始めた。

ウィルはテロ組織のアジトを特定しFBIへ連絡。メンバーが次々と逮捕されていく。

ウィルの指示でブライトウッドという荒廃した街に到着したエヴリン。ここにデータセンターなどを建築するとウィルが話す。

エヴリンは地元の建設業者マーティン(クリフトン・コリンズ・ジュニア)に建築を発注する。

カリフォルニア州北部シェラネバダ山脈。
RIFTのアジトで拘束され続けているマックスに、ブリーは自分の過去を告白し始める。

トランセンデンス
トランセンデンスをhuluで見る

ブライトウッドに巨大な施設が完成しつつある。ウィル自身のシステムも進化を遂げている。
はじめての出会いの日の思い出をエヴリンに語るウィル。ニッコリ微笑むエヴリン。

2年後。
センターでは、植物の成長を著しく早める研究や、一瞬で水を浄化する研究などが実現されている。ナノテクの革命により、人口幹細胞など医療への応用に、多大なるメリットを生むことになる。

街のダイナーで、羽振りの良さを見せつけていた建築業者マーティンが強盗に襲われた。センターに運び込まれた瀕死の彼をウィルがオペすると、ひどいケガがあっという間に治っていく。

すぐに仕事に復帰したマーティンに、エブリンは会いに来た。

彼女の携帯に、ウィルが電話をかけてきた。肉体増強処置だけでなく、さらにウィルの意識を脳に入り込めるようにしたという。

目の前のマーティンが「僕だよ」「これで触れ合える」と話しかけてくる。姿はマーティンでも中身はウィルになっている。彼を恐れたエヴリンは「近寄らないで」と言い残し、その場を立ち去る。

人間では持ち上げることが出来ない、350キロの重さの機材を平然と持ち上げるマーティンの動画を入手したブリー。
アップされたその動画をウィルが拡散させたことで、肉体的ハンデを持つ人たちが集まってきた。ウィルは彼らを治療して健常者に戻していく。

ジョセフ・タガー博士とブキャナン捜査官がブライトウッドデータセンターにやってくる。

ウィルがモニターから声をかけてくるのを見て驚くふたり。

女セグに自我を証明できるか?と聞かれ、「君はできるか?」と問い返すウィル。彼なりのジョーク。

生まれつき目の見えないポールを手術するウィル。目が見えるようになったポールを見て、驚くジョセフ。

このセンターで働く人達は、ウィルの計画の一端を担っている。

ジョセフは「大丈夫か?」とエヴリンに訊ね、立ち去るときにこっそりと「ここから逃げるんだ」と書かれたメモを渡した。

トランセンデンス
トランセンデンスをhuluで見る

ウィルが軍隊を作っていることを危惧するジョセフと捜査官。

ウィルがハイブリッド人間を作っていることをマックスに教えるブリー。

ブキャナン捜査官は軍に、RIFTを使ってネットワークの全電源を落としウィルをシャットダウンする計画共を行うよう依頼。
なぜテロ集団と組ますのかを聞く軍の人間に、万が一失敗したときのスケープゴードとするためだと答える。

マックスはジョセフに手紙を書き、密かに会うことに成功した。そして、ハイブリッドのひとりにウィルスを仕込む計画を話す。センターの地下で、秘密の作戦のための準備開始された。

ここのところ、苛立っているエヴリンが、自分の体の中身のことまで監視しているウィルに怒り、ラボの外に出る。

そのとき爆発が起こり、マックスとRIFF、米軍が地下から現れる。

マックスが、近づいてくるハイブリッド人間を撃つが、すぐに傷が治っていく。死なないハイブリッドたちの反撃。

米軍を追って地下まで追いかけてきたマーティンを捕獲。
ウィルは、彼にウィルスが仕込まれることを認識している。そして「人類を超越する」とエヴリンに宣言する。

ウィルは自分の肉体を再生しようとしている。それを見たエヴリンは「ここは危険よ」と言い残しラボから立ち去った。

瀕死のマーティンにウィルスを仕込むマックス。

町外れのモーテルへやってきたエヴリン。ベッドに寝転び、結婚指輪をはずしたときに、米軍が彼女を捕獲しジョセフのもとへ連れて行った。

トランセンデンス
トランセンデンスをhuluで見る

エヴリンは自分たちを襲ったジョセフを非難する。

マックスは外に出て水たまりの雨水をすくい、顕微鏡でエヴリンにみせる。そこにはウィルのナノロボットが入り込んでおり、世界中に広がっていく可能性が高いと言う。

ウィルの意思に従う者だけが生き残る、新しい時代が幕を開けることになるとマックス。そして、最初からあれはウィルじゃないとエヴリンを説得し、マシンと人間の違いを話す。
エヴリンもその話に納得し、計画に賛成する。

自分の脳データをアップロードしたがっていることを利用して、自分にウィルスを注射し、ウィルにアップロードさせる作戦をエヴリンが提案。
ウィルスはマシンだけでなく、エブリンの体も破壊すると言うマックスに、「彼は私しか信じない」と答え、それも納得済みだということを伝えた。

太陽パネルの破壊のための準備をする軍とRIFF。センターに戻ったエヴリンの前に、肉体をともなったウィルが現れた。

「攻撃されるから私を守って。アップロードして」というエヴリンの心臓の鼓動や汗の分泌から、自分を恐れていることを察知したウィルは、彼女をアップロードしようとしない。

軍が攻撃を始める。
エヴリンが負傷。彼女を抱えて地下へ向かうウィル。同時に、ハイブリッドやナノロボットを使って軍に攻撃を仕掛ける。

「人類を滅ぼすの?」とたずねるエヴリンにウィルは「違う。人類を救うんだ」と答える。

ウィルはエヴリンに意識を共有させ、地球を治そうとしているイメージを見せる。それがエヴリンの望みだったから。

アップロードしたことで、ハイブリッドの機能が停止。ウィルとエヴリンが死亡。ウィルスがすべてを攻撃し、PINNがその動きを止め、世界中が停電となる。

冒頭のシーンへ。
マックスがキャスター夫妻の家を訪れ、庭で咲き誇るひまわりを見て、ウィルのエヴリンに対する愛を思う。

トランセンデンスをhuluで見る

2週間無料で楽しめる!↓↓↓お試しはバナーをクリック!↓↓↓

[紹介している作品に関しては、現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式サイトにてご確認ください。]

-洋画
-, , , ,

Copyright© 海外ドラマと映画 ネタバレとレビュー , 2019 All Rights Reserved.