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【旅するジーンズと16歳の夏】16歳の4人の少女たちの成長物語

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旅するジーンズと16歳の夏

旅するジーンズと16歳の夏をhuluで見る

原作のアン・ブラッシェアーズ「トラベリング・パンツ」をケン・クワピス監督が映画化。さて、そのあらすじは・・・

妊婦教室で出会った母親4人。予定日が同じその赤ん坊たちは1週間以内に全員が誕生し、そこからずっと同じ時間を共有して過ごす親友になっている。

生まれて初めて全員がバラバラに過ごすことになる、16歳の夏休みのある日、ワゴンで売られていたジーンズを試着してみると、スタイルがまったく違う4人なのに、全員にそのジーンズがピッタリと合った。

その不思議なジーンズを、1週間ごとに回し履きすることを決めた4人。そこから、抱えていたトラウマや悲しみを魔法のジーンズとともに解決していくことになる・・・・というストーリー。2005年のアメリカ映画。1時間59分。

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旅するジーンズと16歳の夏を見た感想

旅するジーンズと16歳の夏

仲良しの16歳の女の子4人が住むのはアメリカ・メリーランド州ベセスダ。

地元でバイト三昧のティビー・ロリンズ(アンバー・タンブリン)を除いて、他の3人は、それぞれ予定のある場所へ出かけていきます。

そもそも、母親が妊婦教室で知り合って、その子供たちがみんな女の子で、しかも引っ越しもせずに仲良く16年間を過ごしているというのが、ものすごく特殊な環境だと思うのですが、その設定を否定すると物語にも何もならないので、ここではスルーします。

スルーするといえば、足の長さもウエストサイズも全然違う4人にジャストフィットするジーンズがあるという設定も、「そういうものだ」と考えてスルーしなければなりません。なぜなら、うら若き乙女たちの日常には、思いもかけないミラクルが待ち受けているものですから(笑)

この作品のテーマは、ずっと一緒に過ごしてきた友達でも、ひとりになることで成長するんだというものだと思うんです。

仲良しグループで時間を過ごすのは、それは絶対に楽しいものには違いないですが、大人になるにつれ、自分のことを理解してくれない人や、よく思わない人、ソリが合わないひとなど、やまほど出現しますからね。

そういうときに戸惑わないように、そして、ひとりになることで自分でトラブルなどを解決する方法を学ぶためにも、こういう状況は必要なんだと思うわけです。

作品の全編、これ青春と言った描写が続きますが、最後はきちんとハッピーエンドとして着地します。スタンドバイミーの女の子版と言った趣もあるような気がしますが、中高生がみて共感するような内容の映画ではないでしょうか。

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旅するジーンズと16歳の夏の出演女優

メインになる4人は、それぞれキャラクターがわかりやすくなっています。

カーメン(アメリカ・フェレーラ)

プエルトリコ系のぽっちゃり型の女の子
書くのが好き
母親と離婚した父親が住むチャールストンに、再婚の結婚式出席のために出かける

リーナ・カリガリス(アレクシス・ブレデル)

スケッチが趣味のおとなしい女の子
祖父母の住むギリシャのサントリーニ島に出かけ、初恋相手と出会う
日本の女優、肘井美佳さんにどことなく似ている

ブリジット(ブレイク・ライヴリー)

明るく活発な金髪美女
仕切り屋・自由奔放
サッカーの合宿のため、メキシコにでかける。母親の自殺が心のキズになっている
テニスのマリア・シャラポワに0,5割くらい木下優樹菜を足したようなルックス

ティビー・ロリンズ(アンバー・タンブリン)

独特な感性を持つ、クールな女の子。反逆児
自主制作の記録映画作品を作っている。白血病の少女ベイリー(ジェナ・ボイド)と出会い、考え方に変化が現れる
加藤ローサとベッキーと麻木久仁子を足して3で割ったようなルックス

この中で、やはり一番好みのタイプはブリジッドですね。

旅するジーンズと16歳の夏 ブリジッド

木下優樹菜が入っているところはあまり好みではないですが、整っているのに愛くるしい表情とかナイスバディの他に、心にキズを抱えているのをみて守ってあげたくなりました。

好みはブリジッドですが、演技という面から見れば、4人とも非常に自分の演じるキャラクターに合っていて、まったく違和感を感じませんでしたね。無名の女優さんばかりが集められたと思うのですが、それが逆にごく普通の女の子の心の動きを描写することに成功したのかもしれません。

あ、ちなみにリーナも結構好きです。

旅するジーンズと16歳の夏 リーナ

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旅するジーンズと16歳の夏のネタバレ

魔法のジーンズに出会ってそれを購入し、離ればなれになっても変わらぬ友情の証として、みなで順番に着回す約束を交わすときのカーメンのスピーチが良いんですよね。

「この別離前夜 魔法はジーンズの姿で現れました。私達は公平にそれを分け合います。このジーンズは全員と夏を過ごし、離れ離れの4人の心をつなぐ架け橋になるのです。」

そして、ジーンズを着回す規則を作ります。

規則9条

  • 1人が使う期間は1週間
  • 最初はリーナから
  • 発送時につける手紙に着用時の出来事を詳しく書くこと
  • 再会した時にジーンズに記録
  • 履いてる本人以外が脱がせてはならない
  • ジーンズを絶対に洗わない
  • すその折り返し禁止・シャツを中に入れてベルトをするのも禁止
  • はいてる間は体型を気にしないこと
  • ジーンズは愛の象徴 友と自分を愛すること

これで「ジーンズで結ばれたシスターズ」が完成します。

旅するジーンズと16歳の夏

祖父母が住んでいるギリシャ・サントノーレ島に出かけていったリーナは、祖父母が嫌う家の孫、アテネ大の学生コスタス・ドゥナスと出会います。内気だったリーナは、コスタスとの出会いによって、自分の考えや思いを相手に告げるという勇気を持つようになっていくんですね。

そして、月夜のサントノーレ島のボートの上でファーストキスを経験するんですが、どれだけロマンチックなんだ!って話ですよ。リーナにはジーンズの魔法がいきなり効いたようです。

そして魔法のジーンズはティビーに送られます。

ティビーは地元の大型スーパー「wallmans」でバイトしているときに、売り場で倒れている少女ベイリーを発見し、救急車を呼びます。

後日、自分のところに送られてくるはずだったジーンズが、誤配によってベイリーの家に配達され、それを持ってベイリーがディビーの自宅を訪ねてくるのです。

そこから、製作中のドキュメンタリーの手伝いをするようになるのですが、このドキュメンタリーの内容がひどい(笑)

「あきらめの日々」「負け犬の退屈な人生」などを録画、人間研究している。別名「ミジメンタリー」

こんな作品を作っていると、どんどんテンションが下がると思うんですけど、どうなんでしょう?

そうそう、それともうひとつ気になったことがあります。

ジーンズの配送業者はフェデックスなんですけど、配達先が留守だと、荷物を玄関のドアの前に置いていくんですね。これ、盗難にあったらどうするんだろ?って思ってしまいました。

映画上の演出だと思いたいんですけど、そこはザックリな国アメリカですからね。本当にこういうことが行われていてもおかしくないかもしれません。

ベイリーは白血病で、亡くなってしまうのですが、ティビーあて動画が残されています。悲しみにくれていたティビーもこの動画をみて笑顔になれたので、ジーンズの魔法はあったということでしょう。

続いてカーメンのもとに届いたジーンズ。

カーメンは久しぶりに父親に会いに行くのですが、自分の知らないうちにキライだった新興住宅地に引っ越していて、しかも知らない女性と、その子供クリスタとポールと一緒に住んでいたのです。

さらに8月19日に結婚すると聞いて驚くカーメン。パパはすっかり別人のようになっていました。

キライなボウリングをしたり トイレの水が青かったり、教会と無縁だったのに食事の前に祈ったり・・・

新しい家族のために変わってしまった父親をみて、自分への愛は無くなってしまったのでは?と思いつつ、それを父親に吐き出すことの出来ないカーメンは、半ばケンカ別れのようにして地元へ帰ります。

帰ってきてからすぐに、パパの悪口をティビーに聞いてもらうのですが、父親の再婚なんてたいしたことがないという態度をとったティビーに、カーメンは怒って怒鳴り散らしてしまうんですね。

確かに自分のことを慰めて味方になってもらおうと期待しているときに、自分を責められるような態度をとられると、ハラがたつのは最もだと思います。

ただ、最終的にベイリーのことがあったからこそのティビーの態度だったことがわかって、きちんと謝るところがカーメンの素晴らしさなんですよね。16歳ではなかなかこうは素直に自分の否を認めるのはムツカシイでしょう。

そしてティビーも、「信頼している相手だからこそ、感情をそのまま表すことができるんだろうな」と、カーメンのことを大きく包み込んで理解しているのですね。恐ろしく大人です!

最後にジーンズはブリジッドの元へ。

ブリジッドは高校選手権優勝MVPということで、メキシコのサッカー合宿所で行われた合宿に参加しています。

そこで出会ったコーチ、コロンビア大のエリック(マイク・ヴォーゲル)に一目惚れし、積極的にアピールしまくります。

こんな美人でナイスバディの女の子にこれだけアタックされたら、すぐ落ちるか、もしくは「何を企んでるんだ?」って猜疑心が芽生えるかどちらかだと思うんですが、エリックは冷静なんですよね。

ブリジッドのことは、それほどタイプじゃなかったんでしょうか?

最終的に夜のビーチで二人は結ばれるのですが、なぜか虚しさを覚えて帰国するブリジッド。そんな落ち込んでいるブリジッドを、カーメンとティビーが慰めにやってきます。

そしてその翌朝、飼い犬のマギーが部屋においてあったジーンズを加えて外に走って行き、それをブリジッドが追いかけ、追いついたその先にはエリックが・・・。お互いに思っていたことを話しあえてスッキリという感じでした。

それにしても、飼い犬マギーはエリックに会ったこと無いのに、なんでこういうことになったんでしょうね????これもジーンズの魔法なんでしょうか?

さて、ここまでカーメン以外は一応のハッピーを迎えています。でも、問題はカーメンが父親と仲直りするかどうかなんですよね。

ギリシャからリーナが帰国するのを迎えにいった3人は、そのままカーメンの父親の結婚式に車で向かうことにします。カーメンは嫌がりますが、無理やり連れて行くんですね。

そして、結婚式で父親と心を通じ合わせてハッピーエンドとあいなるのです。

ジーンズの魔法は、4人全員にしっかりと効いたようで、今後の彼女たちの人生のターニングポイントをも創りだしたように思います。

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