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【THE KILLING ~闇に眠る少女~】なぜその女子高生は殺されたのか?

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THE KILLING ~闇に眠る少女~

アメリカのFOX CRIMEで放送されたテレビドラマ。さて、そのあらすじは・・・

明るく優等生で、みんなの人気者だった女子高生ロージー・ラーセン(ケイティー・フィンドレイ)が何者かに殺害された。

警察を退職する当日に、その事件を担当するように上司から告げられたサラ・リンデン(ミレイユ・イーノス)は、郡の麻薬捜査官からシアトル警察の殺人課に配属されたばかりのホールダー(ヨエル・キナマン)とコンビを組み、事件の捜査にはいった。

実はサラは結婚式を3週間後に控え、恋人が待つソノマへの引っ越しなどの準備もすすまないまま、事件の解決を目指しているのだった。

様々な状況証拠を積み重ねていた結果、ロージーのクラス担任のベネット・アフメッド(ブランドン・ジェイ・マクラレン)が容疑者として浮かびあがってきた。

ところが彼はダレン・リッチモンド市議(ビリー・キャンベル)が力添えしている「シアトル選抜」と言う教育プログラムの指揮をとっており、そのことが市長選挙をひかえるダレンに悪影響をあたえて・・・・というストーリー。

2018年6月現在、シーズン2~シーズン3全話が配信されています。(作品は全4シーズン)

THE KILLING ~闇に眠る少女~を観た感想

このドラマは、元々はデンマークのテレビドラマなんだそうです。

アメリカ版のドラマとの設定にいろいろと変更があって、例えば、

  • サラ・リンデン(刑事) → サラ・ルンド
  • ホールダー(刑事) → イエン・マイヤ
  • ロージー・ラーセン(被害者の高校生) → ナナ・ビルク・ラールセン
  • スタン・ラーセン(被害者の父親) → タイス・ビルク・ラールセン
  • ミッチ・ラーセン(被害者の母親) → ペニレ・ビルク・ラールセン
  • テリー(被害者の叔母) → シャルロッテ
  • ダレン・リッチモンド(市議会議員) → トロールス・ハートマン
  • グウェン(ダレンの選挙参謀であり恋人) → リー・スクーゴー
  • ジェイミー(ダレンの選挙参謀) → モーテン・ウェーバー
  • レスリーアダムス(市長) → ポール・ブレーマー
  • シアトル(現住所) → コペンハーゲン
  • サンフランシスコ・ソノマ(引越し先) → スウェーデン

というような感じになっています。

THE KILLING ~闇に眠る少女~

とにかく雨降りのシーンが多くて、「シアトルってこんなに雨が降る街なの?」って思ってしまいました。これだけ雨降りだとマリナーズのホームゲームって雨天中止になりまくりですね(笑)

シーズン1ではロージーが殺されてからの13日間を描いているので、その期間が日本でいうところの梅雨のような時期にぶつかていたのかな?とかも考えたんですが、シアトルに梅雨ってあるんでしょうか?なんとなく釈然としないので、天気に詳しい友達に今度質問してみることにします。

とりあえず、サラが事件を解決したいという気持ちが強すぎて、息子のジャック(リアム・ジェームズ)の気持ちのサインを汲み取ってあげれてないとか、結婚する予定の恋人リック・フェルダー(カラム・キース・レニー)のことはないがしろにしているとか、ソーシャルワーカーのレジーに迷惑をかけまくっているとか、そういう描写が多いのは見てて辛いですね。

刑事という職業は、ここまでプライベートを犠牲にしなくてはいけないものなのか?とか、もともとサラは家族を持つのに向いていないんじゃ?とか、どうしてもそういうふうに考えてしまいます。

そういう性格になってしまった背景には、5歳のときに母親が出て行ったことや、過去に生活保護士がずっとついていたことなどがあるとしています。

「21世紀版ツインピークス」と呼ばれているそうですが、殺人事件が起きて、刑事たちがその捜査を行っていくという流れは他の作品でもたくさんあるわけで、おそらくローラ・パーマーとロージー・ラーセンのキャラクターイメージが重なることからこう言われているのかもしれませんね。

これを書いている現時点で、シーズン1だけが配信されているので、シーズン2がどのような展開になるのかは不明ですが、ラストがどうもひっかかるんですよね。

これはシーズン2への伏線になっていると考えられるんですが、ロスへと向かう飛行機に搭乗してしまっているサラは、ひょっとしてロス行きを中止するのでは?ということも考えられます。

その場合、婚約者のリックとの関係は終了するでしょうし、挙げる予定の結婚式もキャンセルになるでしょうし、息子のジャックの心をさらに惑わせる事になってしまうでしょう。そのあたりも含めて、はやくシーズン2を見てみたいものです。

THE KILLING ~闇に眠る少女~の主演女優

サラ・リンデン刑事が主人公ということになると思うのですが、ミレイユ・イーノスが演じています。特に美人というわけでもないのですが、このキャラクターのバックボーンが明らかになるにつれて、このキャスティングはベストだったんじゃないかと思えてきました。

殺されたロージーを演じたのがケイティー・フィンドレイ。作品内で生きているシーンは1回めの放送の冒頭部分だけでした。

THE KILLING ~闇に眠る少女~/ケイティー・フィンドレイ

【追記】シーズン2の最終話で、ようやくちゃんと登場したのですが、かわいいですね~。

THE KILLING ~闇に眠る少女~/ケイティー・フィンドレイ

ほかにも、ロージーの友達のスターリング役のケイシー・ロール。

THE KILLING ~闇に眠る少女~/ケイシー・ロール

ロージーの通う高校のサッカー部生徒で、ホールダーに話しかける女生徒を演じたジェネビーブ・ブフナーも可愛かったです。

THE KILLING ~闇に眠る少女~/ジェネビーブ・ブフナー

あと、ダレンの元選挙参謀のメグ役のカミール・サリバンが「門脇麦+前田敦子」みたいな顔に見えてしょうがなかったです(笑)。

THE KILLING ~闇に眠る少女~/カミール・サリバン

THE KILLING ~闇に眠る少女~のネタバレ

シーズン1

物語の軸は3つあります。

【サラ・リンデン周辺】

  • サラが退職する日を過ぎてまで、ロージーの殺人事件を捜査する
  • そのせいで、リックとの結婚式の準備スケジュールが大幅に狂ってしまうだけでなく、関係も悪化する
  • 息子ジャックの精神状態のことを慮ってやれない

【ロージーの家族周辺】

  • ロージーが殺されたことで、スタン(ブレント・セックストン)とミッチ(ミシェル・フォーブス)のラーセン夫妻、ミッチの妹テリー・マレック(ジェイミー・アン・オールマン)の関係がぎくしゃくしていく
  • ロージー殺害の容疑者の情報を、自分の配送業者の従業員であるベルコ・ロイス(ブレンダン・セクストン三世)から入手したことで、その容疑者であるベネットを半殺しにしてしまう

【ダレン・リッチモンド周辺】

  • ダレン・リッチモンドとレスリー・アダムズ市長(トム・バトラー)が戦う市長選
  • ダレンと、ダレンの選挙参謀であるグウェン・イートン(クリスティン・リーマン)、ジェイミー・ライト(エリック・ラディン)らとの関係
  • ダレンのスポンサー、トム・ドレクスラー(パトリック・ギルモア)との関係

これら3つのエピソードが絡み合いながら、ここに親たちが知らないロージーの裏の顔の話が加わって、ストーリーが展開していきます。

ロージー殺害の容疑者と思われた人物が実は犯人ではなく、改めて捜査をやり直すことになったときのホールダーの働きが、捜査に進展を与えるあたりは、見ていて爽快になります。

サラがジャクの心情をわかってあげれない部分も、ホールダーが見事にフォローしていきますし、どんどん名コンビになっていくように見えたわけですが、これが一筋縄ではいかないんですよね。

先述しましたが、13話のラストシーンがひっかかってくるわけです。

ホールダーはレスリー・アダムズ市長サイドについているんじゃないか?とか、ダレンを陥れるためにシアトル警察に送り込まれたんじゃないか?とか、いろいろと想像してしまう演出になっているんですね。

いろいろな伏線が敷かれた状態なので、今後の展開が非常に楽しみです。

シーズン2

THE KILLING ~闇に眠る少女~

ストーリーの流れとポイントを、わかりやすいように箇条書きにしてみます。

  • サラがロス行きを中止し、シアトルにとどまる
  • リッチモンド議員が下半身不随に
  • サラが警察に復職
  • ロージー殺しの真犯人隠匿に警察内部が関わっている模様
  • アレクシー・ミカエルスキーのいう若い青年とスタンとの関係がロージー殺害に関与しているとサラたちは疑う
  • アレクシーを勾留し、尋問したところ、ロージーが何者かに怯えていたことが判明する
  • アレクシーは、その男を知っている様子
  • ロージーは死ぬ前に、スタンが本当の父親でないことを知った
  • 大金持ちのマイケル・エイムズ(ジャスパーの父親)とテリーは不倫していた
  • ロージーはマイケルの何らかの秘密を知っており、ゆすっていた
  • ミッチはデビッド・ライナーあてに妊娠している旨の手紙を書いていたが、投函しなかった
  • その手紙をロージーが発見し、デビッド・ライナーに会いに行っていた
  • クルメッシュ族の居留地を仕切るジャクソンはロージーをメイド・ウェイトレスとしてカジノで働かせていた
  • サラが警部補から停職を命じられる
  • 工事中ということになっている閉鎖されたカジノの10階が、ロージー拉致の現場だと判明する
  • リンデンが過去の事件のせいで、精神科に入院していたことが警部補からホールダーに知らされる
  • ミッチはデビッド・ライナーの家を訪ねる。ロージーが会いに来ていた話をする
  • ロージーはカリフォルニアにオオカバマダラを観に行く計画をたてていたとデビッド
  • ホールダーの持っていたロージー事件の資料が全て消える
  • 軍警察のギルが資料を隠蔽したと考えたホールダーは、彼の家を家探しする
  • ギルの知り合いのレストランの倉庫で、資料を発見。サラは、その中にあった鍵でカジノの10階に侵入する
  • 10階で何者かに襲われ失神したサラが目を覚ますと、そこは精神病院の隔離病棟だった
  • 自殺するおそれがあるということで、72時間の保護入院を命じられた
  • マイケルエイムズと市長、ヤネクとジャクソンのつながりがみえてきた
  • サラは10階の床下に落ちていた市役所のカードキーを発見した
  • カードキーはリッチモンド陣営のスタッフのものだということが判明した

・・・というところからラストに向って話は進んでいくわけですが、まさか、あの人がロージー事件に絡んでいたとは!

そして、市長となったダレンが別人になってしまったかのような描写。闇が深い話でした。

ロージー事件が全て解決して、新しい事件の担当に指名されたサラとホールダーでしたが、サラは警察を去るような素振りを見せます。息子のシカゴの父親のところですし、再婚予定だった相手とはもう切れてしまっている状態で、サラは今後どうしていくんでしょうね?

今回の事件は全て解決しましたが、失ったものも大きかったようです。

シーズン3

THE KILLING ~闇に眠る少女~

民間人として過ごしていたサラが、刑事に復帰します。そして、少女連続殺人事件を解決するにあたって、再びホールダーとコンビを組むことになるのですが、これがまた面白い展開で、見始めるととまりません。

特に登場人物も個性派揃いで、いわゆるストリートにたむろする家出少女たちの心のあり方や、家族との関係なども描き出しながら、最後には大どんでん返しが待っているという流れです。

あいかわらず心に闇を抱えたサラの、得て勝手な発言や行動が鼻につきますが、これがあるからこそのこの作品だともいえますね。

シーズンを重ねるごとに面白さは増していくので、シーズン4も期待して待っておきたいと思います。

THE KILLING ~闇に眠る少女~の出演者一覧

  • サラ・リンデン(ミレイユ・イーノス)
  • スティーブン・ホールダー(ヨエル・キナマン)
  • ロージー・ラーセン(ケイティー・フィンドレイ)
  • スタン・ラーセン(ブレント・セックストン)
  • ミッチ・ラーセン(ミシェル・フォーブス)
  • テリー・マレック(ジェイミー・アン・オールマン)
  • ダレン・リッチモンド(ビリー・キャンベル)
  • グウェン・イートン(クリスティン・リーマン)
  • ジェイミー・ライト(エリック・ラディン)
  • トム・ドレクスラー(パトリック・ギルモア)
  • ベルコ・ロイス(ブレンダン・セクストン三世)
  • レジー・ダーネル(アニー・コーレイ)
  • リック・フェルダー(カラム・キース・レニー)
  • レスリー・アダムズ(トム・バトラー)
  • ジャック・リンデン(リアム・ジェームズ)
  • スターリング(ケイシー・ロール)
  • メイヤーズ校長(ケリー・サンドミアスキー)
  • ルース・イテネス(リー・ガーリントン)
  • ヤネク・コバルスキー(ドン・トンプソン)
  • マイケル・オークス(ゲイリー・チョーク)
  • ベネット・アフメッド(ブランドン・ジェイ・マクラレン)
  • トム・ラーセン(エヴァン・バード)
  • デニー・ラーセン(セス・アイザック・ジョンソン)
  • ジャスパー・エイムズ(リチャード・ハーモン)
  • クリス・エコールズ(ギャレット・パトリック・パオン)
  • ネイサン(ピーター・ベンソン)
  • マイケル・エイムズ(バークレイ・ホープ)
  • リンドン・ジョンソン・ロザレス(VJ・デロス・レイエス)
  • イートン上院議員(アラン・デイル)

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