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【オックスフォード連続殺人事件】頭脳vs頭脳の推理合戦

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オックスフォード連続殺人事件

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アルゼンチン・プラネタ賞を受賞したギジェルモ マルティネスの原作小説を、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督が映像化。さて、そのあらすじは・・・

1993年。アメリカのアリゾナからイギリスのオックスフォード大学に留学してきたマーティン(イライジャ・ウッド)。

彼は有名な数学者アーサー・セルダム(ジョン・ウッド)と接点のある、イーグルトン夫人(アンナ・マッセイ)の家に下宿を決めた。そこにはチェリストのベス(ジュリー・コックス)という娘がおり、足が悪く気の強い母を長年介護しているのだった。

ところがある日、訪ねてきたセルダム教授とマーティンは、イーグルトン夫人が部屋で亡くなっているのを発見する。そこにとあるサインが残されていたこと、その後立て続けに起こる不可解な殺人事件の現場にも異なるサインが残されていたことから、セルダム教授とマーティンは事件の推理を始めた。

連続殺人の犯人は一体誰なのか?その目的は?・・・・というストーリー。2008年作品。1時間48分。

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オックスフォード連続殺人事件を見た感想

前半のセルダム教授の特別講義の内容が、まったくもってチンプンカンプンで、「なんのこっちゃ?」と思いつつも、「これがこの後の展開に大きく関わってくるかもしれない」と考えて必死に見ましたよ。でも、それほど重要ではなかったっていう(笑)

まぁ、講義を受けていたマーティンとの会話のやりとりが伏線になっているということはありますので、まったく意味がないわけではないんですけどね。ただ、小難しい講義だったので、ちょっと先行き不安になったのも確かです。

この作品の内容の見どころは、高名な数学者のセルダム教授と優秀な学生マーティンの推理合戦ということになると思うんですが、数学者ならではの論理的思考と、数学では計算できない偶然の出来事の絡み合いを巧みに描き出しているんだなと感じました。

要するに、「世の中は数字やデータでは予測できないことがたくさんある」という裏テーマがあるという印象を受けたわけです。

ただ、ピタゴラス教団が知的障害者を実験に使っていたというくだりがあり、その後の場面で、数人のダウン症の人たちを登場させるという演出を行っていたわけですが、このシーンは見てて心が痛くなりましたね。

まぁ、いろいろな見方があるので、映画やドラマなどの作品に知的障害者を出演させることについては賛否両論があることもわかっていますが、個人的にはあまり好きではありません。

作品のオチとしては、「蝶の羽ばたきが地球の裏側で台風を起こす」というバタフライ効果ということになるんですが、それを殺人の理由にしたら世の中殺人者だらけになっちゃうよ~と思ってしまいましたね。

ネタバレになりますが、マーティンの何気ない一言がすべてのきっかけだったとセルダム教授が言いますが、ぶっちゃけマーティンに責任は全くないですからね。

悪いのはイーグルトン夫人を殺した犯人であり、捜査を撹乱させた人物ですから。最後まで論理的な会話が交わされ続けるので、その雰囲気に押し流されそうになって、マーティンが悪いような風になってしまいますが、だまされてはいけません。

現実社会でも、饒舌に、論理的に説明してくる人ほど、その内容に穴がある場合が多いですから・・・。

原作が和訳されているなら、一度読んでみたいなと思わせてくれた作品でもありました。アルゼンチンのサスペンススリラーっていうのも、体験しておきたいですね。

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オックスフォード連続殺人事件の出演女優

メインになる女優はふたりですね。ひとりはベス役のジュリー・コックス。

オックスフォード連続殺人事件/ジュリー・コックス

ちょっと「いっちゃってる」感じの目つきが怖いです。

そしてもうひとりが、マーティンの恋人になるローナ役のレオナール・ワトソン。

オックスフォード連続殺人事件/レオナール・ワトソン

ベッドシーンでヌードも披露してくれていますし、裸エプロン姿も見せてくれたのは非常にありがたかったです(笑)

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オックスフォード連続殺人事件のネタバレ

ストーリーの流れを箇条書きにしていきます。

  • アリゾナからオックスフォードに留学してきたマーティンは、カンクロリーフ3番地のイーグルトン家に下宿を決めた
  • イーグルトン夫人は、自分が指導を受けたい高名な数学者セルダム教授と知り合いということから、接点をもてるのでは?と考えたためだ
  • そこではベスという娘が、体の悪い夫人を介護しながら一緒に暮らしている
  • 下宿をスタートさせた夜、3人で食事をともにするが、夫人とベスの確執のようなものをマーティンは感じた
  • 翌日、大学の研究室で所員からセルダム教授の指導は受けられそうにないことをマーティンは告げられた
  • そのイライラを解消するためにスカッシュで汗を流していると、ローナという女性から声をかけられ、その後下宿まで車で送ってもらった
  • それを見ていたベスはヤキモチを焼いたかのような口調で、「もう女友だちが出来たのね」とイヤミを言う
  • 急遽開かれたセルダム教授の特別講義。そこでマーティンは自分の意見を述べるが、見事に教授に反論されてしまった
  • 自分の考えていた教授像と違ったことでやる気を無くしたマーティンは、アメリカへ帰る決心をする
  • 荷物をまとめていると、そこにセルダム教授が訪ねてきた
  • 彼はイーグルトン夫人に会いに来たと言い、マーティンとともに部屋入り、そこでふたりは夫人が死亡しているのを発見した
  • 教授は現場を細かい部分まで記憶しておくようにとマーティンに指示
  • 警察でピーターセン警部(ジム・カーター)から事情聴取を受けるふたり
  • 教授は、犯人からの予告のメモを受け取り夫人に会いに来たと言う
  • そのメモには「論理数列の第一項」とだけ書かれていたらしいが、そのメモは街のゴミ箱に捨てたと説明した
  • さらに、夫人の死亡現場には、小さな「○」がサインのように残されていたと言う
  • これは自分に対する犯人からの挑戦状で、数列を解かなければ別の殺人が起こると教授は考えている
  • マーティンと同じ研究室を使用しているユーリ・ポドロフ(バーン・ゴーマン)は、教授の過去についてマーティンに話す
  • 教授と妻、イーグルトン夫人と夫の四人は、30年前に車の事故をおこし、ふたりだけが生き残ったらしい
  • ローナは看護師で、勤務する聖マークス病院に知人の見舞いに来ていたことから、教授とも知り合いだということがわかった
  • しかも、ふたりは過去に交際していたということも
  • セルダム教授の見舞い患者はカルマン(アレックス・コックス)という人物だった
  • ローナと夜を共にした翌日、図書室で勉強しているマーティンの元へベスがやってきて、帰宅しなかったことをなじり、その場を立ち去った
  • あとを追いかけたマーティンだったが、姿を見失ってしまう
  • ふと振り返ると学内の扉に貼られた「聖マークス病院 14:15」のメモを発見。マーティンはそれを見て病院へと向った
  • それは犯人の予告だったようだが、教授の知り合いのカルマンではなく別の老人が亡くなっていた。もしメモがなければ自然死で済まされていたところだった
  • メモにはフィッシュマークが残されており、教授は「犯人は数学に関係する人物」だとにらんでいる
  • マーティンと教授は、ローナからレストランに呼び出され、亡くなった老人の極秘情報を二人に告げた
  • その内容は「ある毒キノコから抽出された新物質を検出する反応体はまだ見つからない」というものだった。つまり自然死としか考えられないということだ
  • 現場に残された記号について考えるマーティン。教授は紙ナプキンに何かを書き2つ折にした状態で、それをマーティンに渡した
  • 教授は予測される3つめの記号を書いたと言い、マーティンに「今見るか、バカではないことを証明するか」と告げた。マーティンはもちろん見ない
  • ガイ・フォークスの会場で、ベスの所属するオーケストラが演奏している
  • 演奏の途中でトライアングル担当の老人が苦しみだし、息を引き取った。そして楽譜には「△」の記号が残されていた
  • ピーターセン警部はセルダム教授に事件解明の協力を依頼し、4つ目の記号を翌日の朝刊で発表することにした
  • 4つ目の記号がわかっていることを犯人に伝えれば、犯行を中止すると考えたためだ
  • マーティンはローナの部屋で過ごしているときに、記号の法則性に気づき、開店前の書店へと向った
  • ピタゴラス教団関連の書籍を開き、「○=1」「フッシュマーク=2」「△=3」ということを確認した
  • 続く「4」は「テトラクテュス」で、10個のドットが描かれた図形であることも判明した
  • ローナは「教団は知的障害者を実験に使っていた」とマーティンに告げる
  • 「外科手術の歴史」を開いてみると4つの記号が記されており、10人の犠牲者が出ることを確信したふたりは警察へむかった
  • 刑事が言うには「犯人から直接連絡があり、ある場所を指定してきた」とのことで、すでに警部たちがそこを通過するバスを止める算段をしているらしい
  • そのバスにはセルダム教授が乗っていたのだが、マーティンはターゲットはそのバスではないと気づく
  • 聖マークス病院の待合室で声をかけてきた、移植が必要な娘をもつ父親が運転するバスこそ、止めるべきバスなのだと
  • 教授の乗ったバスと、真のターゲットのバスがすれ違い、しばらくして大きな爆発音がした。知的障害者たちが乗った、止めるべきバスが爆発したのだ
  • 移植可能な状態の遺体が5体残ったことで、運転手の父親は娘のために移植ドナーを作り出したのだった
  • そして、運転手は、一連の連続殺人でこの真の目的をごまかすつもりだったのだと、教授とマーティーは結論づけた
  • 事件が終焉を迎え、マーティーとローナは旅行へとでかけることになった
  • 空港の搭乗口でパスポートにはさまった紙ナプキンを見つけたマーティン
  • それはセルダム教授に渡されたものだった。中を開いてみると何も書かれておらず、白紙の状態だった
  • 何かを思いついたマーティンは、持ち歩いているイーグルトン夫人の死亡現場の写真を取り出し、床に広げた
  • 一枚の写真に「KREIS」と書かれており、これはドイツ語で「円」を意味する単語なのだった
  • そのときにマーティンは、一連の殺人事件が誰の仕業だったのかということに気づいた

このあと、最後の最後にすべての事件の種明かしが行われるのですが、このあたりの感想は先述したとおりです。

それにしても、ただの学生に事件現場の証拠写真を渡してしまう警察っていったい・・・

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