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【レッドラゴン】ハンニバルシリーズ3作目

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レッドラゴン

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トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」を、監督ブレット・ラトナーで映画化。ハンニバル・レクター博士シリーズ3作目。さて、そのあらすじは・・・

1980年ボルチモア。事件解明のため、犯罪精神医学のハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の自宅にアドバイスを求めにきた、FBIのウィル・グレアム(エドワード・ノートン)。

その本棚にあった「ラルース料理百科事典」への書き込みを見て、事件の犯人はレクター博士だと悟ったウィルだったが、振り向いた途端に博士に腹を刺されてしまう。なんとか対処し、逮捕へとこぎつけたあと、彼はFBIを退職し家族とフロリダのマラソンの海沿いに引っ越してしまう。

数年後、ウィルの自宅へ、FBIの上司だったジャック・クロフォード(ハーヴェイ・カイテル)がやってくる。

レクター博士とそっくりな方法で行われた犯行が連続してあり、その捜査に協力してほしいということだった。最初は断るウィルだったが、人命を助けることになるということに心を動かされ、最終的に引き受けることにする。

FBIは、ウィルの協力によって、レクター博士に心酔する犯人を逮捕することができるのか?・・・というストーリー。2001年ユニバーサルピクチャーズ作品。2時間5分。

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レッドラゴンを見た感想

ハンニバル・レクター博士シリーズの映画としては3作目になるわけですが、ストーリーの時系列で考えると、「ハンニバル・ライジング」「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」となるようです。

他の作品を見ていないとしても、この作品だけで内容はしっかりつかめるので、単体作品としても楽しめるように構成されています。

それにしても、この作品シリーズに漂う、なんとも言えない重い空気感というか、一種の狂気というか、そういった独特の雰囲気は健在ですね。撮影方法も大きく影響してると思うのですが、レクター博士役のアンソニー・ホプキンスが画面に登場した瞬間に、ピンと空気が張り詰めるのがわかります。

映像なのに感じる、あの圧倒的な存在感~オーラというのは、本当にすごいものがありますね。他の俳優さんではなく、この人がレクター博士にキャスティングされた瞬間に、成功は約束されたようなものだったんじゃないでしょうか?

ウィル役のエドワード・ノートンの、どこか優男的なルックスと対照的になっているのも、大きな効果を出しているんでしょうね。

そして、今作品では新しく登場したフランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)という、主役に数えることが出来るキャラクターが登場します。これがまた、素晴らしい演技力で、レクター博士の世界観に見事に溶けこみつつ、新しい風を吹き込んでいるんですね。

王立演劇学校、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどに参加したというキャリアや、アカデミー賞ノミネートなど、一流の俳優であることは間違いないと思うので、この作品の完成度も当たり前の結果なのかもしれません。

個人的には、ハリー・ポッターのヴォルデモート卿が印象に残っているのですが、SFの世界の狂気と、現実社会の狂気を演じ分けることの出来る実力には、ただただ舌を巻くしかありません。

この人の迫真の演技を見るだけでも、価値がある作品だと思います。

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レッドラゴンの出演女優

この作品では、何人かの女優さんが登場するわけですが、今回のメインは、フランシス・ダラハイドの会社の同僚、リーバ・マクレーンを演じたエミリー・ワトソンということになるでしょうか。

レッドラゴン/エミリー・ワトソン

盲目の女性を演じたのですが、フランシスに恋心を寄せて積極的に誘うところとかは、障害者女性も健常者の女性となんら変わりないということを、しっかりと表現していたと思います。

ただ、個人的に、この女優さんは子供の頃近所に住んでいたおばちゃんに似ていたので、色気とかを感じることは不可能でしたね。

タイプではないですが、ウィルの妻モリー役のメアリー=ルイーズ・パーカーのほうが、まだいいです(笑)

レッドドラゴン/メアリー=ルイーズ・パーカー
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レッドドラゴンのネタバレ

1980年、ボルチモアで行われたクラシックコンサートの後日、ハンニバル・レクター博士の自宅にコンサート関係者たちが集まり、食事をしている。ひとりの団員が行方不明になっているとのことだが、技術的な問題がある演奏者だったため、関係者は特に落胆していないとのことだった。

彼らが帰ったあと、レクター博士がテーブルの後片付けをしているところに、ウィル・グレアムが未解決事件のアドバイスを求めにやってきた。

彼の見解では、犯人は犠牲者たちの肉を食べたと考えており、犯罪精神医学の権威であるレクター博士が、その点を見逃したのが気になると言う。博士がその場を離れキッチンへと向かったあと、ウィルは何気なく本棚においてある本を手にとった。

その本は「ラルース料理百科事典」というタイトルで、ページをめくってみると、「リ・ド・ヴォー(仔牛の胸腺)」という書き込みがしてあった。何かをひらめいたウィルが振り向くと、そこには博士がおり、彼に腹をナイフで刺されてしまった。

その場に崩れ落ちるウィルに、とどめを差そうと近づいてくる博士。その博士の腹に、傍においてあった弓矢を叩き込み、後ずさるところに銃を打ち込んだ。

レクター博士は逮捕され、新聞紙上には、「カンニバル 人喰いハンニバル」「客に人間の内臓を出す」「ハンニバルに終身刑×9倍」などの文字が踊った。一方、グレアムも一命をとりとめFBIを退職した。

数年後、フロリダ州マラソンの海沿いの家で、妻モリーと息子ジョシュ(タイラー・パトリック・ジョーンズ)と静かに暮らしていたウィルのもとに、FBIの元上司であるジャック・クロフォードが訪ねてきた。

彼が言うには、2月25日にバーミンガムのジャコビ一家が殺され(満月の夜)、3月28日にアトランタのリーズ一家が殺された(満月の1日前)のだが、その犯行手口がレクター博士に酷似しているとのことだった。

そして、博士を逮捕するために大きく尽力したウィルに、この捜査に協力してくれと言う。ウィルの妻モリーは反対するが、次に狙われる家族を助けることが出来るかもしれないということと、自分の協力を非公開とすることなどを条件に、最終的には協力することにした。

惨殺されたアトランタのリーズ家の現場を見て回るウィル。気になったことをボイスメモで残していき、宿泊しているシェラトンホテルの部屋で捜査資料を広げて考察しているときに、鏡の破片を目に埋め込まれた被害者の写真を見て、何かをひらめいた。

「鏡は目に精気を与える。被害者を並べて観客に仕立て、夫人を弄んだのだ」「家にはなかったタルカムパウダーが、夫人の太ももに落ちていた。これはナイロングローブを脱いだ時に落ちたはず。ということは、犯人は素手で夫人の体に触れたことになる。鏡の破片に指紋が残っているかもしれない」

捜査会議をおこなう捜査員たち。そんな中で、現状を打破するためにはレクター博士の助言が必要だと考えたクロフォードは、ウィルとレクター博士を合わせようと考えていた。

ボルチモア州立病院精神科。

レクター博士に会いに来たウィルは、いくつかのアドバイスを受ける。その内容は、

  • 庭が関係している
  • 生きている姿を想像しろ

というものだった。ウィルは再びリーズ家に向かい、一家の姿が映ったビデオを見たあと、バーニンガムのジャコビ家に向かった。庭にある大きな木から家の中の観察ができることに気づいたウィルは、その木に登ってみた。すると、その木に赤い文字で「中」と彫刻されていたのを発見する。

ダラハイド老人ホーム。

マスクをかぶり、筋トレする男がいる。彼はコップにいれた入れ歯を口にはめ、「偉大なるレッドドラゴンを見よ」とタイトルが書かれた分厚いファイルを金庫からとり出した。

そしてそこに、ウィルとレクター博士の顔写真の乗った新聞記事を張り付けていく。この記事は、フレディ・ラウンズ記者(フィリップ・シーモア・ホフマン)が書いたもので、FBIに無断でウィルの写真を掲載したものだった。

殺害現場のチェックをしたあと、レクター博士に会いに来たウィル。犯人のことを「ピルグリム(巡礼者)」と呼ぶ博士は、捜査には協力するという。そして、「『中』は中国語で『レッドドラゴン』」「赤い胸の駒鳥は楽園に怒りを導く」という言葉を伝える。調べると、この言葉はウィリアム・ブレイクの詩だということがわかった。

留置場で、弁護士からの電話を取り次がれたレクター博士は、その電話をおもむろに切り、電話のオンオフだけを使って電話をかけた、その先はシカゴ大ブルーム博士の研究室であり、自分は「B&E出版のボブクリア」だと偽名を名乗った博士は、「『精神分析医と司法』をウィル・グレアムに1冊贈呈するように言われたので、住所と電話番号を教えてほしい」と請い、聞き出すことに成功した。

レクター博士は、ウィルの家族と本人を殺すことを願っているため、住居の場所を知る必要があったのだ。そのころ、ウィルはブレイクの画集の中に「ドラゴンと太陽をまとう女」という絵を発見していた。

クロマックス社カラー現像所。

会社でミスターDと呼ばれているフランシス・ダラハイドは、リーバ・マクレーンのいる現像部屋に赤外線フィルムを取りに来た。その後、目が見えない彼女を車で自宅まで送ることした。リーバは、フランシスに興味をもっているようだ。

ボルチモア州立病院精神科に勾留されているレクター博士のもとに、トイレットペーパーに書かれたファンレターのような手紙が届く。そこにはウィルの名前もあったため、博士に気づかれないように手紙を持ち出し科学班が分析を行った。

博士がその手紙への返信を、タトラー紙の個人広告欄で行うことも突き止め、FBIは発売前のゲラ刷りを入手した。そこには暗号のような文章が書かれており、それをロイド・ボーマン(ケン・レオン)が解明した。内容は「グレアムの自宅はフロリダ州マラソン。一家を殺せ」というものだった。

警察がウィルの夫人と子供を保護したあと、ウィルは犯人の目を自分だけに向けさせるため、ラウンズ記者に自分の居場所の情報と、挑発したような記事書かせた。

その新聞を目にした犯人のフランシス。見出しの「犯人はインポ男」という文字に激怒している。彼は駐車場でラウンズ記者を拉致、車いすに乗せた彼に火をつけ、表の道路を走らせ殺害した。

フランシスは、リーバを自宅に連れて行き、ソファで隣に座っている彼女をそのままに、音楽をかけながらビデオを見る。そのビデオには、次のターゲットにしている家族の姿が写っていた。リーバとベッドを共にした翌朝、ふととなりを見るとリーバの姿が見えない。

上階にあがり、金庫のおいてある部屋の窓から庭にいるリーバの姿を見つけた。そのとき、フランシスには別の人格が現れて彼女をライフルで殺そうとするのを、元のフランシスが必死で止めていた。

ウィルの元に、バイロン・メトカーフ(ウィリアム・ラッキング)からジャコビ家の遺品が送られてきて、その中にあったビデオを何度もチェックしていく。

そこから、犯人はホームビデオ製作会社のクロマックス社の社員であることを確信、ウィルが幹部社員犯人像を話したところ「フランシス・ダラハイド」という名前があがる。

彼はビデオ機材の管理で、全てのホームビデオを扱うということから、完全に犯人だということがわかったのだった。

さて、ここからフランシス逮捕へと向かうのですが、ラストは手に汗握る展開となっています。モリー夫人が射撃練習をしていたシーンも、ここに繋がってきますし、レクター博士の物語はまだ続いていき、その対決相手はFBIの美人捜査官ということも匂わされます。

アンソニー・ホプキンスが健在である限り、このシリーズは継続していってほしいものですね。本当に面白い作品ですから。

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