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【マイブルーベリーナイツ】ノラ・ジョーンズの脇をがっちり固める名優たち

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マイブルーベリーナイツ

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歌手のノラ・ジョーンズを主役においた、ウォン・カーウァイ監督作品。さて、そのあらすじは・・・

ニューヨークにある「カフェ・クルーチ」。そこに「身長180センチ・栗色の髪・ポークチョップを注文した」という男性を探しているエリザベス(ノラ・ジョーンズ)という女性がやってくる。

自分を捨てた元恋人が、別の女性とこの店で食事をしていたことを知り、彼と住んでいる部屋の合いカギを「今度彼を見かけたら渡しておいて」と店主のジェレミー(ジュード・ロウ)に頼むところから物語は始まる。

いつまでも恋人のことが忘れられないエリザベスは、生まれ変わりたいと考えニューヨークを離れる。そして、いろいろな人との出会いによって失恋のキズが癒やされて行く・・・というストーリー。2007年製作。1時間35分。

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マイブルーベリーナイツを観た感想

マイブルーベリーナイツ

なんといっても、主演はノラ・ジョーンズ、音楽はライ・クーダーということで、音楽ファンは必見の映画でしょう!オープニングからスロウナンバーが流れ、雰囲気はバッチリです。

そして、映画初主演と思えない彼女の演技は、作品の雰囲気にピッタリで独特の世界観を醸し出していました。

「カフェ・クルーチ」とは「鍵」を意味するそうなのですが、いろんなお客さんが何故かこの店に鍵を置いていくのですね。

ガラスの器に入れた鍵のひとつひとつの持ち主と、その人のエピソードをしっかりと覚えているジェレミー。

接客業の一流のスタッフは、顧客に関する情報の記憶力がすごいと言われますが、そういう意味ではこのジェレミーは超一流でしょう。

そして、何年も置き去りにされたままの鍵でさえ、捨てることなく保管しています。それはジェレミーの恋人だった女性カティア(チャン・マーシャル)の言葉、

「カギを捨てると、永遠に扉は閉じたままだ」

という意味をかみしめているからなんだと思います。毎日多くの人が店にやってきて、通りすがりの人、常連の人などを見ているからこそのジェレミーのこの行為なんでしょうね。

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マイブルーベリーナイツの出演女優

ノラ・ジョーンズに始まり、ノラ・ジョーンズに終わると言っても過言ではない作品でしょう。

ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズというオスカーレベルの女優を向こうに回して、物憂げで寂しい女性をうまく演じていたこともそうですが、とにかくさみしげなのにキュートで、クールなのにハートウォーミングっていう多面性をみせてくれました。

この映画で彼女のファンになった男性も多いんじゃないかなと思います。

全体的に失恋の痛手から立ち直れない雰囲気で、明るい笑顔などのシーンは数少ないんですが、まじめに自分と向き合い真剣に人生を考えている姿勢は「強い女性」を感じますし、自分を変えるため、失恋から立ち直るためとはいえ、住み慣れた街を離れて知らない土地に行くのは勇気がいることですからね。

一本、芯の通った強さというのを演じきったノラ・ジョーンズは素晴らしい女優さんです。

そして、スー・リン・コープランドという女性を演じたレイチェル・ワイズ。

マイブルーベリーナイツ/レイチェル・ワイズ

この人を初めて知ったのは、「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」だったと思うのですが、そこからはあちこちの作品で姿を見かけることが増えて、「人気女優なんだな~」なんて、改めて思ったものでした。「コンフィデンス」とか「ナイロビの蜂」とかですね。

そして、そのたびに美しさを再認識させられるんですよね。すごく好きな女優さんのひとりです。

さらに、カジノに入り浸っている女性レスリーを演じたナタリー・ポートマン。

マイブルーベリーナイツ/ナタリー・ポートマン

金髪のショートカットというルックスもそうですが、社会からちょっと外れたところでしたたかに生きている女性を、パーフェクトに演じています。

今までの出演作品もいろいろ見ましたが、本当に底の深い女優さんですね。どんな役柄でも完璧になりきってこなせるというのは、まさに天才だと思います。レオンでその姿を始めてみてからかなりの年数がたちますが、あのインパクトをいまでも過去のものにしない実力は素晴らしいですね。

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マイブルーベリーナイツのネタバレ

マイブルーベリーナイツ

恋人が他の女性に乗り換えて、自分がふられた理由が知りたいエリザベスは、ジェレミーにこう言われます。

「毎晩、店を閉めるとき、チーズケーキとアップルパイは売り切れ。ピーチ・コブラーとチョコレート・ムースもほぼ完売。でも、ブルーベリーパイは手付かずで残ってしまう。理由なんて無い。選ばれないだけ」

このセリフ、慰めているように聞こえますが、「お前はブルーベリーパイのように、選ばれない女なんだよ」って言ってることになりません?

もし私がジェレミーだったら、

「ブルーベリーパイを選ぶ人は少ないけど、確実にそういう人は存在するし、何よりブルーベリーパイを心から愛しているから」

とかなんとか言って慰めますけどね。やっぱり英語のニュアンスをそのまま伝えるのは、訳ではムツカシイのでしょうか???

店の営業時間、防犯の意味もあると思うのですが、ジェレミーは店内をずっと録画しています。

そしてそのビデオを時々見直すということを知って、エリザベスはその日のビデオをジェレミーを一緒に見ることになります。恋人が別の女性とこの店を訪れたよきのビデオです。

泣くエリザベスを慰めるジェレミー。散々飲んで酔っ払ったエリザベスは、ブルーベリーパイの粉を口の周りにツケたまま、カウンターで寝てしまいます。そして、そんな彼女にキスするジェレミー。

その夜から、彼女は鍵を残してニューヨークからいなくなったのです。

エリザベスが向かった先はテネシー州メンフィス。

昼間はダイナーで働き、夜もバーで働いているんですが、忙しさで彼のことを忘れられるということと、不眠症ということが関係しているようです。ここでは「リジー」と呼ばれています。

マイブルーベリーナイツ

女性のほうが失恋から立ち直るのは早いとよく言われますが、切り替えることが出来ずにここまで引きずることもあるんだなと。なんとなく、そんなふうに思ってしましましたね。

【57日目 ニューヨークから1120マイル】

バーの常連、アーニ・コープランド(デヴィッド・ストラザーン)と、その元妻スー・リン・コープランド(レイチェル・ワイズ)のエピソード。

【185日目 ニューヨークから3906マイル】

アリゾナにいるエリザベス。

【251日目 ニューヨークから5603マイル】

カジノで働いているエリザベス。そのゲスト、レスリー(ナタリー・ポートマン)のとエピソード。「ベス」と呼ばれます。

【300日目 ニューヨーク】

ニューヨークに戻ってきたリザベス。恋人の部屋は貸し部屋になっている。

ジェレミーの店を訪れて、最後の夜のようにカウンターで眠るエリザベス。キスをするジェレミー。

最終的に、このふたりは結ばれることになるんでしょう。そこまでは描かれていませんが、10ヶ月もの期間、離れ離れになりながらも心はつながっていたわけで、会わない期間にゆっくりと愛を深めていったのは間違いありませんから。

見終わったあとに、「あぁ、このふたりがお互いの気持を表に出せてよかったな」と心から思いました。

温かい気持ちになる作品ですから、例えばクリスマスや記念日などに大切な相手と一緒に見てほしいですね。

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