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【モールス】孤独な少年とヴァンパイアの少女の恋物語

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モールス

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原作のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説「Lat den ratte komma in」をマット・リーヴス監督が映画化。さて、そのあらすじは・・・

いじめられっこの少年オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、両親が別居中でどこにも居場所がなく、マンションの中庭で時間を潰すことが日常になっている。

そんなある日、雪が降っている夜なのに裸足の少女アビー(クロエ・グレース・モレッツ)と、その父親とおぼしき男性が隣の部屋に引っ越してくる。

誰も訪れない街に引っ越してきた父娘。そして、殺人事件。オーウェンとアビーはお互いの距離を縮め、付き合うようになるのだが、実はアビーにはとんでもない秘密が隠されていた・・・というストーリー。2010年公開。1時間56分。

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モールスを見た感想

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「モールス」というタイトルのホラーサスペンスだということで、最初はモールス信号が暗示のようになっていて、その信号を聞いたものが殺人鬼になるとかそういう話なのかな?と考えていたのですが、まったく違いました。

これは、心に孤独を抱える少年と少女の、純粋な恋愛物語なんですね。

確かに、ホラーサスペンスというカテゴリーには入ると思うのですが、最近は、その中に恋愛のエッセンスを入れ込むのが流行になっているのかもしれません。

ヴァンパイアもののドラマとかで、ヒットした作品を思い出してみても、「なるほど、それもそうだな」と納得する人も多いのではないでしょうか。

もともと、そういう手法をとった作品は何が最初なのかわかりませんが、サスペンスやホラーに別のエッセンスを加えて物語に広がりを出すというのは、定番手法と言えるかもしれません。

フランケンシュタインやオーメン、エクシシストなども、ただコワイだけの作品ではなかったですからね。

そして、もうひとつ気になっていた原題の「Let Me In」の意味も作品の最後の方できちんと説明されています。なんらかのルールに縛られる存在という部分は、その弱さを表しているものであり、人間には太刀打ち出来ないモンスターと思われるものにも弱点はあるということですね。

もしくは、そういう設定にすることで、心の奥底に潜む恐怖心を払拭しようという心理があるのかもしれません。

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モールスの主演女優

モールス/クロエ・グレース・モレッツ

この作品の主人公は二人います。

それはオーウェン(コディ・スミット=マクフィー)とアビー(クロエ・グレース・モレッツ)。

ふたりとも、心に影を抱えた子供を見事に演じきっています。

ニューメキシコ州、ロス・アラモスが舞台となっているのですが、雪が降る季節ということもあって、全体的に薄暗い湿っぽい雰囲気が漂っている作品で、彼らの演技が完璧にマッチしているんですよね。

特にアビーを演じたクロエ・グレース・モレッツの、人を近づけないけど実は近づきたいという葛藤を表現したしぐさや目線は、大女優のそれを感じさせてくれました。

加藤ローサちゃんと前田愛ちゃんとMISONOを足して3で割ってブロンドヘアにして、さらに北欧系を足したような顔でなかなかキュートなのもありますが、狂気を演じさせてもすごい迫力でした。

「世界で最も美しい顔」にも選ばれていて、2012年に4位、2013年3位だそうです。まぁ、美形なのか?と言われれば微妙ですが、かわいいのは間違いないですね。

そうそう、「キャリー」の主役もばっちりはまり役でしたので、普通の女の子を演じるよりは、特殊な才能をもった人物を演じるほうが得意なのかもしれません。いや、それだけ表現力がすごいということなのかも。

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モールスのネタバレ

モールス

パトカー2台に先導された救急車で、男が病院に搬送されているシーンから物語ははじまります。

この男性は50代半ばで、高濃度の酸をあびたせいで9~9.5のやけど、有毒ガスで気道を破壊されているという状態です。

そして、事件性があるということで、搬送された病院に刑事(イライアス・コティーズ)が訪れいくつか質問をするのですが、警察からの緊急の電話を受けている間に、その男性は窓から転落して死亡してしまうのです。

そして、ベッドサイドのテーブルには、「すまないアビー」と書き残されたメモが・・・

そこから物語は2週間前にさかのぼります。

オーウェンが住むマンションの隣の部屋に、アビーとその父親らしき男性が引っ越してきます。

そして、まもなくオーウェンの通う学校の卒業生が何者かに殺されます。この殺しを実行したのが、隣に引っ越してきた男性で、不思議なことに死体から血液を集めてペットボトルに貯めていくのです。

いつも過ごしているマンションの中庭で、アビーと出会うオーウェン。アビーからは「言っておくけど友達にはなれない」と告げられます。

自分の持っていたルービックキューブをアビーに貸し、その場を離れ自宅に戻るオーウェン。翌日の同じくらいの時間に、中庭にあるジャグルジムの上に、6面が揃ったルービックキューブが置かれていて、それをきっかけに二人の距離は縮まっていくことになります。

モールス
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同級生のケニー(ディラン・ミネット)たちからいじめを受けていることを相談するオーウェンに、アビーは「全力でやり返せばやめるから」とアドバイス。それでもやられたら私が手伝うということも。「あなたが思う以上に強いの」と。

ある日、オーウェンはアビーのことを好きだと告白し、アビーはオーウェンに「私が女の子じゃなくても好きでいてくれる?」と尋ねます。

今までの距離感や関係が変わらないならということで、付き合うことになったふたり。この後、オーウェンはアビーが実はヴァンパイアだということを知ることになります。

一瞬アビーから心が離れかけたオーウェンですが、ふたりの気持ちは心の奥底でつながっていたのでしょう。オーウェンのピンチにどこからともなくアビーが現れ、以前の約束通り助けてくれるのです。

人間の少年と、永遠の12歳のヴァンパイアの少女の恋。

この後、どれくらい続いていくのかはわかりませんが、オーウェンが大人になってもアビーの側にいることになるんでしょうね。

そして、父親だと思っていたあの男性も、何十年も前にアビーと出会ってずっと同じ時間を過ごしてきたのかもしれません。そうやって何百年もの時間を過ごしてきたアビーは、新しい恋をこの先も重ねていくんだなということを予想してしまうと、せつなすぎるものがありますね。

作品中でオーウェンが読んでいる「ロミオとジュリエット」も、二人の恋を暗示しているようで、さらに切なさは増すばかりでした。

ラストシーンで、二人はこれからもモールス信号を使ってコミュニケーションを取っていくんだなということが伝わってきましたが、それは逆に限られた時間しか二人の時間は無いということの裏返しであり、淡い恋心の先には厳しい試練が待ち受けていることを物語っているように感じました。

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