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【恋の罪】園子温の狂気とエロスが満載

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恋の罪

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この作品は、実際にあった「東電OL殺人事件」がモチーフとなって制作されたそうです。さて、そのあらすじは・・・

東京都渋谷円山町のラブホテルで女性の変死体が発見される。その死体は赤いワンピースを着ているのだが、手足と首から上がマネキン、胴体だけが人間のものという異常な状態であった。

さらにその場にはもう一体のセーラー服を着たマネキンがあり、そちらはひざ上までの下半身だけが人間の一部とされていた。そしてその死体発見現場の壁には「城」という文字が赤く書かれていた。

その捜査を担当することになった水野美紀演じる女刑事・和子は、事件を追う過程で、人気小説家の妻、神楽坂恵演じる「菊池いずみ」と大学の助教授、冨樫真演じる「尾沢美津子」のいびつな関係を見出していく・・・というストーリー。

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恋の罪を見た感想

園子温監督の作品を見るのは、冷たい熱帯魚に続いて2作目なんですが、いやぁ、今回も壮絶な内容すぎて見終わったあとはどっと疲れました。

実際におこった猟奇殺人事件をモチーフにしているということもあるのですが、とにかく作品中に流れる空気感がハンパなく重い。

そして演出がこれでもかというくらい攻めまくっています。

いきなり和子がラブホテルのお風呂で後ろからいたされているシーンがはじまり、さらにヘアヌードですからね。

「おいおい!メインディッシュを最初にだすんかいっ!」

思わず、心のなかでそう叫んでしまいましたよ。

恋の罪・水野美紀

少なからず水野美紀さんの「脱がなかった過去」を受け入れてた私としては、予想もしなかった幕開けで完全に浮足立ってしまいました。

そのあとの異常な死体の発見シーンも、まさにグロいとしか言いようがない状態で、始まって5分で「エロとグロ」のダブルパンチをかまされてしまいました。

このあたりは園子温監督の作戦だったのでしょうけど、見る側としては心の準備ができていないところに衝撃的な2シーンを打ち込まれたので、完全に心を掴まれた感じでしたね。

ただ、和子(水野美紀)を中心に話が進むのかとおもいきや、菊池いずみ(神楽坂恵)、尾沢美津子(冨樫真)のほうへ中心がシフトしていくことになり、若干登場人物にフォーカスしきれていないかなという印象を持ちました。

それでも圧倒的な作品のパワーのおかげで、グイグイと中に引き込まれていくのは間違いないですけどね。

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恋の罪・出演俳優の狂気~ややネタバレ~

恋の罪

とにかく、この作品の登場人物の大半が「狂気の世界に入り込んでいる」ということがコワイです。

いずみの夫で人気作家の菊池由紀夫を演じる津田寛治、和子の愛人を演じるSっけ満点のショウジを演じる児嶋一哉(アンジャッシュ)、美津子の母親、志津(大方斐紗子)・・・みんな精神的に異常すぎて、個人的には「ドグラマグラとはまた異なる異常世界を描き出してるな」と感じました。

清楚でおとなしい女性だったいずみがAVに出演してみたり、売春婦に堕ちていったり、大学教授までもが倒錯した世界にはいりこんでいたり、女性のエロティシズムの世界だけでなく精神崩壊の経過を表現している部分は、「人間なんて何がきっかけでおかしくなるかわからない」ということを園子温監督は伝えたかったのでしょうか?

作品中には、ことあるごとにセックスシーンが登場するのですが、色気とか女性の美しさなどは微塵も表現されていないので、これらのシーンを見て「女性って美しいな」と感じる人はいないでしょうね。

逆に、「女の脆さがコワイ」と感じる人が大半ではないでしょうか。

これは神楽坂恵さんの、決してうまいとは言えない演技力によるところも大きいと思います。

素人っぽいからこそリアルというか、従順な女性が自分のあり方を見つけることを誤った部分は、うまい女優が演じるとウソっぽくなるというか・・・。

いつまでもこの素人っぽさを推し進めていくのか、ほんとうの演技派女優に変身していくのか、神楽坂恵さんの今後はチェックしておきたいですね。

ところで、全然話は変わるんでんすけど、冒頭の死体発見現場にあった、2体目のセーラー服のマネキンの顔が綾瀬はるかに似ていたのがずっと気になるんですよね。

あれって何かの狙いがあったのか、監督に直接聞いてみたいものです。

「ぜひ見てください」とはなかなかいいづらい映画ですが、エロとグロと精神崩壊の世界観がスキな人は、かなりハマルような気がします。

R18なので、家族で見るのは避けたほうがいいですよ。

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