ジャパニーズホラー

【仄暗い水の底から】怖さより不気味さが強い作品

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仄暗い水の底から

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原作は、鈴木光司の短編集「浮遊する水」。ハリウッド版のリメイク作品も「ダーク・ウォーター」といタイトルで制作された本作品。さて、そのあらすじは・・・

離婚調停中の浜田邦夫(小日向文世)と淑美(黒木瞳)。

邦夫は、結婚前に淑美が精神科に通院したことを理由に、娘の郁子(菅野莉央)の親権を取り上げようとするが、結局それはかなわず親権は淑美がもち、淑美と郁子は二人で新しい部屋を借りて住むようになる。

引っ越し先の団地の部屋は雨漏りがひどく、上の階からも足音が響くことがあり、奇妙な違和感を感じ始めていたころに、上階の部屋に住んでいた幼稚園児の美津子(小口美澪)ちゃんが2年前から行方不明になっていることを知る。

そして、時を同じくして、娘の郁子は見えない女の子と会話するようになってしまった。

おかしな現象がいろいろと起こるので、淑美はその団地を出ようと決意するが・・・・というストーリー。

仄暗い水の底からを観た感想

離婚調停が行われている建物のロビーに灰皿がおいてあるあたり、時代を感じさせますね。

2002年というと、世間はそれほど嫌煙な雰囲気ではなかったんでしょうか?いや、映画のこのシーンはそれ以前の設定なので、こういう小道具を有効に使ったということなのかもしれません。

黒木瞳さんのシーンのひとつに、「業者が説明してるのに無視する」というところがあったんですが、これは演技ではないのでは?と思わせる何かがありましたね。おそらく大物女優然とした態度は、普段通りの行動なのかもしれません。まぁ、そのへんは勝手な私のイメージなのかもしれないですけど。。

あと、コワイなと思ったのが部屋を仲介した不動産業者の態度ですね。

天井のすみに浮き出すシミに気づいているのに、賃貸契約を決めたいがためにキッチンの説明をはじめてごまかすなんていうことは、リアルな世界でも日常茶飯事なんでしょうかね?

わけあり物件も、こういう業者のごまかし方で誰かが借りるはめになっていることもよくありそうな気がします。お化けよりも生きている人間がコワイと言われるのは、こういうところなんでしょう。

それにしてもこの作品の舞台になっている団地は、人が住んでいないかのように、他の住人と顔を合わせることがないんですよね。

最初の方にでてきたおばあちゃん2人とワンコだけしか登場しませんでした。

あえて人が住んでいる生活感をださないことで不気味な雰囲気を作り上げるという演出だったんでしょうけど、個人的には、

「こんな不気味な団地、幼い子ども一緒に住む環境ではないことに気づかない母親って?」

と感じてしまいました。おそらく誰が見ても気持ち悪さ爆発なのに、ここに引っ越しを決める神経はちょっとわからないですね。

なので、団地に人が住んでいないように見せるという演出は、深読みして映画を見る人には逆効果だったような気がします(笑)

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仄暗い水の底からの出演女優について

この作品の頃の黒木瞳さんは、40歳くらいだと思うんですが、その年令とは思えないくらいかわいいですね。

かなりスレンダーなので貧乳なのは仕方ないですけど、こんなアラフォーでいられるのはさすが芸能人っていう感じです。まぁ、石田ゆり子さんとどちらを選ぶか?といえば、私は石田ゆり子さんですけどね(笑)

淑恵の子供の頃を演じている碇由貴子ちゃんなんですが、どこで見たことがあるんだろう?と考えていたら、原田知世さんと「ブレンディ」のCMに出演していたようです。

石井萌々果ちゃんにも似ていて、最初「あれ?姉妹なのかな?」と思ってしまいました。最近は表立った活動が見られないですが、引退してしまったのかもしれません。

そして「出版社の社員の女性がかわいいなぁ」と思っていたら、この人はミス台北ウォーカーの王嘉恵(ワン・ジャフェイ)さんという人でした。セリフもないちょい役だったので、日本語は得意ではなかったのかもしれません。

出版社絡みのバーター出演だったということでしょう。でも、かわいいので、もっと日本でも活動してくれればよかったのにと思います。「絶体絶命お嬢様」という作品でビビアン役をしているのもこの人だと思います。

ちなみに高校生になった郁子を演じているのは水川あさみさんなのですが、こちらは第3回ミス東京ウォーカーだったんですね。ただ出演シーンが少なくて、ちょっと残念でしたね。

仄暗い水の底から・水川あさみ

水川あさみさんの友達として出演していた喜代美役の黒石えりかさん、玲子役の大塚ちひろ(大塚千弘)さんも、アイドル好きには感涙もののキャスティングでした。

さらに村田雄浩さんと結婚した(中江里香)さんも保母さん役で出演しています。

出演女優ではかなり楽しめたので、あまり怖いホラーではなかったですが満足しました。

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仄暗い水の底からのネタバレ

仄暗い水の底から

スタートから9分あたりでいきなりちょいコワなシーンが登場します。

淑美が6歳の娘、郁子と引っ越しの下見に訪れた団地。エレベーターの天井から水漏れ、そっと手をつないでくる子供の手。郁子だと思っていたその手は別人のものだった。

そして全員が降りて空になったエレベーターの監視カメラに映る子供の姿・・・

つかみはバッチリです。

恐怖を煽る演出は定番ながら、これから始まる恐怖への序章としてはまずまずのものだと思います。

他にも「ど定番」とも言えるホラーシーンが目白押しです。

  • いなくなる娘を探していると、管理人室のモニターにエレベーターに乗った娘が映っている。
  • 捨てても捨てても現れる赤いバッグ。
  • 水道からコップにいれた水の中に髪の毛。
  • 天井で誰かが走る音。
  • 誰もいないはずの部屋の扉が開いて、そこからこちらを見ている少女。
  • どんどん大きくなっていく天井のしみと、増えていく雨漏りの量。
  • 屋上にあるふるぼけた給水タンク。

ホラー映画のアイテムとしては、新しいものは何もないですが、逆にこういう見慣れたもののほうが安心してコワがることができるのでいいかもしれませんね。(笑)

完璧なネタバレを書いてしまうと、美津子ちゃんは、給水タンクの清掃中にそれを覗いていて誤って落ちて死んでしまったということです。

まだ幼いときに死んでしまったので、母親の愛情や友達と遊ぶ楽しさが恋しかったのでしょう。淑美・郁子親子にとり憑いたわけですね。

ラスト25分あたりから畳み掛けられる恐怖シーンも、ホラーのお約束どおりで、これまた安心して怖がることができます。

申し訳程度に親子の情に訴えかけるラストエピソードもお約束どおりで、B級ホラーという感じは否めないですね。

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