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【ロストメモリー】秀逸なドイツのサスペンススリラー

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ロストメモリー

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ドイツのサスペンススリラー。監督はアレックス・シュミット。さて、そのあらすじは・・・

睡眠薬の過剰摂取でER(救急治療室)に運ばれてきた、モデルをしているという女性「クラリッサ.G」。そこで働く医師ハンナ(ミナ・タンデル)は、彼女のカルテの名前を見て、それが幼なじみの女性だということに気づく。

意識を取り戻したクラリッサ(ラウラ・デ・ベーア)は、ハンナとの久しぶりの再開を喜び、そこから年月の隙間を埋めるように距離を縮めていく。

ある日、子供の頃によく家族同士で出かけていた島にバカンスに行こうとハンナを誘うクラリッサ。

家族で借りていた貸し別荘で、昔のアルバムを見ているときに、ハンナは自分たち二人以外にひとりの女の子が写っていることに気づく。ところが、その女の子のことは全く記憶に無い。

クラリッサはハンナに、これは島に住む女の子で「マリア」という女の子だと伝える。少しづつ子供の頃の記憶を取り戻すハンナ。そして、おかしなことに、子供の頃に死んだと言うマリアの姿をあちこちで見るようになっていく。

森のなかの廃墟、自分が創作した怪談、マリア・・・それらの過去の記憶と、現実に起こっていることがハンナを追い詰めていくのだが、実は・・・・というストーリー。2012年ドイツ作品。1時間42分。

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ロストメモリーを見た感想

ロストメモリー
正直に言って、最初の20分くらいは「退屈な映画を掴まされたかもしれない・・・」とローテンションになってしまい、途中で見るのをやめようかなと思ったんです。

ヨーロッパの映画によくある、暗い雰囲気もなんだか気分を滅入らせてきましたし。

ただ、ドイツのサスペンスを見る機会はなかなかないので、とりあえず半分まで見てみて、それでも面白くなければ途中で見るのをやめようと決めたんですけど・・・・。

最後まで見てよかったです!いやぁ、面白かった!!!

ホラーとかスリラーとかサスペンス作品っていうのは、基本的に最後の大ドンデン返しがあるものですが、そういう意識で見ていても、この作品は「そう来るか!」と思わず唸らされてしまいましたからね。ハンナが創作した怪談もかなり効果的に使われていますし。

しかも、ラストシーンがコワイ!あとから思い返すと、このラストシーンもなるほどと考えられるものなのですが、気持ちの中では謎がすべて解けた状態でいましたから、無防備な状態に不意打ちを食らったような衝撃を受けましたね。

これはアレックス・シュミット監督の作戦勝ちだと思います。

ところどころツッコミどころもあることはあるんですが、それは枝葉な部分と感じさせるくらいの作品なので、問題ないでしょう。子供の頃の辛い記憶を失うということも、心理学的に見ればあり得ることでしょうしね。

そして、この作品こそいじめっこに見せるべき作品ですね。こういう映画を子供の頃に見せておくことで、いじめが悪いことだと間接的に教えることも出来るんじゃないかな?なんて思いました。

因果応報という言葉の意味を教える意味でも、最適なんじゃないかと思います。

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ロストメモリーの主演女優

ハンナとクラリッサが主役ということになると思うんですけど、ハンナ役のミナ・タンデルがどことなく真矢みきさんの雰囲気を感じるんですよね。

ロストメモリー/ミナ・タンデル

個人的には、スレンダーなクラリッサ役のラウラ・デ・ベーアのほうが好みです。ちょっと目がコワイですけど。顔としては、ちょっと柴咲コウちゃんっぽいかな?

ロストメモリー/ラウラ・デ・ベーア

クラリッサの子供を演じた女の子も美形でした。大人になったら顔が変わる女性も多いので、15年あとにもう一度確認してみたいものです。

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ロストメモリーのネタバレ

ロストメモリー

睡眠薬の過剰摂取でER(救急治療室)に運ばれたクラリッサ。その病院で働く医師のハンナはカルテに書かれた名前から、子供の頃によく遊んだ友達だということに気づく。

病室で朝まで付き添い、目覚めたクラリッサに自分は幼なじみのハンナだと告げ、思わぬ再会を喜び合った。

ハンナは浮気をした夫ヨハネス(クレーメンス・シック)のことで悩みを抱えており、思わず再会したばかりのクラリッサに愚痴をこぼしてしまう。そんな姿を見たクラリッサは、気を紛らわせるために、子供の頃バカンスで訪れていた島に旅行しようと提案する。

ハンナと娘のレア、クラリッサは車と船を乗り継いで島に到着。当時過ごした貸し別荘を借り、管理人のティムに電気を通しに来てもらう。

夕食のために、鮮魚店に魚を買いにレアを通れてやってきたハンナのことを、店の女主人は覚えている様子。そして、レアが置き忘れた人形に気づいているのに、店を出たふたりを追いかけて返そうとしない。

店の前で漁師のマーコス(ナックス・リーメルト)とぶつかったハンナは、彼の申し出で別荘まで送ってもらうことになる。

その会話のなかで、8歳か9歳くらいまでは毎年この島を訪れていたのに、それ以降来なくなった理由を覚えていないと言うハンナ。

その夜、レアをベッドで休ませたあと、クラリッサと子供時代のアルバムを見て懐かしんでいたのだが、そこに見覚えのない少女と写っている写真が何枚も貼ってあった。

クラリッサは、この子はマリアという島の女の子で、別荘の窓に石をぶつけて、よく遊びに誘いに来ていたと説明するが、ハンナは彼女のことを覚えていない。

不可解に思ったハンナは外に出てタバコを吸いながら、記憶をたどっている。そこに突然現れたティム。ハンナに「来なければよかったのに。早く帰れ」と告げる。

部屋に戻りベッドに潜り込んだハンナは、ヘッドフォンをつけて音楽を聞きながら眠りに落ちる。そのため、窓にぶつけられる小石の音に気づかない。

ロストメモリー
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翌朝起きると枕元に1枚の絵がおいてある。朝から鮮魚店に人形を取りに行くと約束していたレアがベッドのそばにやってくるが、その絵は自分が書いたものではないと言う。

鮮魚店に向かう3人。ハンナはふたりを店の表に待たせて、自分一人で店の中へ入っていくが誰もいない。そのとき「2階に来て」という少女の声が聞こえたような気がして2階へ。

そこには小さな女の子が住んでいる雰囲気の部屋があり、見回していると今度は、「プレゼントがあるの」という声が聞こえた気がした。

ベッドの枕の上を見ると、赤い石のついたアクセサリーがおいてある。それを見た瞬間、子供の頃マリアと親友の誓いをたてたことを不意に思い出した。

そこに女主人が部屋に入ってきて、レアの忘れていった人形を渡す。赤い石のアクセサリーも「あなたのものよ」と告げ、手につけたままハンナは店を出る。

マーコスの船に乗せてもらい遊んでいるときに、ハンナはマリアについて質問を投げかけてみたが、彼は困惑した顔を浮かべただけだった。船を降りた後、決心したように「マリアは鮮魚店のガブリエルの子で、子供の頃に死んだ。」と教えてくれた。

森の中を散歩しているハンナとレア、そしてクラリッサ。ここには子供の頃遊んだ廃墟がある。

クラリッサとレアとはぐれてしまったハンナは、ふたりを探して森を進んでいく。そして、あの廃墟の前に一人の少女の姿を見た。

同時に、自分が子供の頃に廃墟の穴の中でクラリッサに語った、創作の怪談を思い出した。

「これは呪いの穴。入ったものは行きて出られない。村人はある夜、少女を森に連れ出しこの中に閉じ込めた。でも少女は死なず、閉じ込められた怒りと共に成長した。復讐を心に決め、誰かに開放される日を待った。その人は身代わりにされる。次の身代わりが来るまで・・・」

ハンナはその場で気を失ってしまう。その姿を見つけたクラリッサとレアは彼女を抱き起こし別荘に戻る。その夜、廃墟の地下へと続く穴は、ティムが有刺鉄線と木の板で塞いでしまった。

翌日、再びマーコスにマリアの話を聞くハンナ。彼が言うには、マリアは神隠しにあったかのように行方不明になって今も帰らないと。ティムを疑う者もいるのだとも。

ハンナはクラリッサと仲良くなってから、親友の誓いをたてたマリアと距離が離れて行ったことを思い出す。

別荘の中でマリアの姿を見かけ、地下室へと誘いこまれ閉じ込められてしまう。幸いクラリッサがすぐにドアを開けて助けてくれたが、精神的に追い込まれたようになり、睡眠薬を飲まなければ眠れなくなってしまった。

真相をきちんと知りたいハンナはティムの家を訪ねる。

ティムは「お前は彼女を連れてきた、大変なことになるぞ」とハンナを責める。ティムの家を飛び出したハンナは、そこにマリアの姿を見る。あとを追いかけて廃墟にたどりつき、封鎖されている穴の中に入っていく。

奥の部屋の床に扉があり、古い井戸のような穴の蓋をしているのだが、その穴にマリアが落ちたことを思い出したハンナ。

もうこの島には居られないと判断し、荷物をまとめて翌日に帰ることにする。ところがクラリッサは帰らないと言うばかりか、ハンナに対して「また逃げるの?子供の頃と変わっていない」と非難する。

その言葉を無視して別荘をでて、その途中で鮮魚店に行き女主人にマリアの遺体の場所の心当たりがあると話す。

その後港に行くと、「本日欠航」の看板が。どうしても島を離れたいので、マーコスの漁船で送ってもらえないかとお願いするが、マーコスも船のエンジンが故障していると言う。そして「彼女の怒りだ」という意味不明な言葉も。

そして、マーコスはマリアの弟だということを思い出したハンナは、子供の頃、島を出発するときに、マリアが廃墟の穴に落ちているということを彼に教えたことも思い出す。

ところが、マーコスは姉が穴に落ちるまえに、大事にしていた釣り竿をマリアに折られて、その怒りから「お前なんか消えてしまえ」と言っていたので、自分のせいにされると思い誰にもマリアの居場所を伝えることが出来なかったのだ。

その後、貸し別荘に戻るハンナとレア。

夜、ふとハンナが目を覚ますと、横で寝ていたレアがいない。レアは地下室におり、ハンナがそこから連れだしたあと、何を見たか尋ねても答えない。

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そこに船が直ったから出発できるとマーコスがやってくる。

マーコスがドアを開けたハンナを羽交い締めにし、拉致しようとするところを、気づいたクラリッサが包丁で脅し追い払うことに成功する。

しばらくして落ち着いた頃、クラリッサはハンナにベッドで眠るように言う。そして、少ししてからハンナが置き忘れた携帯電話にハンナの夫であるヨハネスから電話がかかってくる。

クラレッサは彼に、「睡眠薬の量が増えていることで、幻覚を見ているようだ」「明日の始発の船で帰るから迎えに来なくて良い」とウソの情報を吹き込む。

翌朝、携帯電話を探すハンナに対し、知らないとしらを切るクラリッサ。しかも、自分の携帯電話もバッテリー切れで使えないとウソを言い、ハンナがヨハネスに連絡がとれないようにするのだった。

その後、船着場でマーコスの死体があがる。

それを見たハンナは街角にある公衆電話を使ってヨハネスに連絡をとろうとするが、それもつながらず、別荘に戻る。帰り着くとレアとクラレッサの姿はなく、ベッドの上に一枚の絵がおいてあった。

そこに額から血を流したクラレッサが入ってきて、「レアがティムにさらわれた」と告げる。ふたりでティムの家に向かうとそこにレアはいるが、ティムが斧を持ち立ちふさがり「この子は俺が守る」と叫ぶ。

何故かクラリッサの首を締めるティム。斧を拾い上げて、ティムに打ち下ろすハンナ。傷を追いながらもティムはハンナを弾き飛ばし、壁にぶつかった勢いでハンナは気を失う。

動きが緩慢になったティムをクラリッサが斧で襲い、その斧を気絶したハンナの手に握らせる。

別荘に戻ったクラリッサは大量の睡眠薬をすりつぶし、コップにそれをいれてミルクで溶かしている。そこにマリアに似た少女の影が。その少女を引き止め、「なぜ計画通りにできないの?」とたしなめるクラリッサ。

実はこの少女は彼女の実の娘だったのだ。

さて、ここからラストに向けて種明かしが進んでいきます。そしてラストシーンの「ヒヤ」っとする場面へとつながっていくんですね。

中盤以降、ぐいぐい引き込まれる展開になりますから、ぜひご覧になってみてください。面白いですよ!

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