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【ファイヤーウォール】ハイテク犯罪を描く秀作

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ファイヤーウォール

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ハイテク犯罪を描いた作品。監督はリチャード・ロンクレイン。さて、そのあらすじは・・・

ランドロックパシフィック銀行のセキュリティ部門の責任者として、また会社の重役として働くジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)。そんな彼と家族の生活を監視し続ける何者かが存在する。

ある日、見に覚えのないネットギャンブルの借金95000ドルの取り立てに、男が会社に現れる。警備部門の同僚ハリー・ロマーノ(ロバート・フォスター)は、ジャックや家族が捨てたゴミからクレジットカードの情報を盗まれたんだろうと推測する。

その後、ハリーと知り合いのビル・コックス(ポール・ベタニー)という男が、ジャックと共同で会社を作らないかと持ちかけてくるが、実はこの男こそランドロックパシフィック銀行から大金を盗み出そうとしている銀行強盗グループのリーダーだった・・・というストーリー。2006年公開のアメリカ映画。1時間45分。

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ファイヤーウォールを見た感想

いやぁ、この作品は面白かったですね。短い時間の作品ですが、それがさらに短く感じられるほど集中して見てしまいました。

私の中では、スターウォーズのハン・ソロを演じたイメージがいまだに残っているハリソン・フォードなんですが、かなり年を取ってアクションシーンでも動きがゆっくりになっているのはご愛嬌という感じでした。

それでも、ラジコンカー、犬の首輪、ピーナッツアレルギーなど、小道具や設定にもきちんとした役割をもたせ、ムダな演出がまったくない素晴らしく行き届いた作品でした。

伏線を敷くだけ敷いて、きちんと回収しない作品も多くありますが、この作品に関してはそういう部分がほとんどなかったと思います。犯人グループの会話とか、ジャックの妻のセリフから想像した展開とは、ちょっと違ったというのはありましたけどね。

ちょい役だと思われたジャックの秘書ジャネット・ストーン(メアリー・リン・ライスカブ)を、重要な役として後半で登場させるあたり、なかなかの演出巧者だなと思いました。

銀行のセキュリティシステム「ファイヤーウォール」をどうやって破るのか?という部分に非常に興味があったのですが、ipodとファックスのスキャナーを利用するアイディアとか、電気機器に詳しい専門家がスタッフにいたんでしょうね。もしくはアドバイザーと契約していたか・・。

こういうときにいつも思うのですが、はじめに電気機器の知識があって、それを作品の中に織り込もうと考えるのか、作品を作っている途中で「こういうアイディアは?」と後付ではめ込んでいくのか、どちらなんでしょうね?

おそらく両方のパターンがあると思うのですが、案外こういう電気機器のアイディアはテレビ番組がヒントになっていたりするのかもしれません。

例えば邦画なら、でんじろう先生の化学番組を見て、そこから何かを思いついて映画のワンシーンにしてしまうとかですね。

面白いシーンをつくり上げるためのネタはそこここに転がっていて、それにピンと来た人だけが内容の濃い作品を作ることが出来るかもしれませんね。

さて、映画やドラマを見るときには、出演女優さんで目の保養をするという楽しみがあるわけですが、この作品ではジャックの娘、サラ・スタンフィールドを演じたカーリー・シュローダーが、それにあてはまるでしょうか。

と言っても、まだ12歳の子供という設定なので、色っぽいとかそういうのは一切なかったんですけどね。それに、それほど興味が湧くようなタイプでもなかったというのもありますし・・・。

なので、今回は純粋に作品のストーリー展開や演出だけを楽しむだけでした。そこはちょっと残念(笑)

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ファイヤーウォールのネタバレ

ランドロックパシフィック銀行のネットセキュリティを担当しているジャックを利用するために、ビル・コックスが考えだしたストーリーというのが、実に巧妙でおもわず「すごいな~」と唸ってしまいました。

というのも、ジャックにギャンブルネットの95000ドルの借金をさせるという仕込みから始まって、同僚のハリーと、ジャックの妻ベス・スタンフィールド(ヴァージニア・マドセン)が浮気をしていると思わせる策略だとか、「そこまで理由付けをするのか」と思わずにいられませんでしたからね。

面白い映画は脚本で決まるといいますが、この犯罪のためのビルが描いたストーリーはまさに秀逸な脚本と言えるかもしれません。

ビルスの強盗計画は、銀行の店舗を襲って現金を奪うというものではなく、ネット口座のセキュリティを破って、そこから自分の海外口座に送金させるというものでした。

流れとしてはこうです。

  1. 保守端末から高額預金者1万人を選び出す
  2. 犯人グループのヴェル(ケット・タートン)が作成したソフトを使って、各人から1万ドルを引き出し、合計1億ドルをビルの海外口座に振り込ませる

ところが、タイミングの悪いことに、ランドロックパシフィック銀行は合併のために保守用のパソコンが撤去されカンザスに移されたあとで、この銀行建物内からは口座にアクセスできないことがわかります。

ですが、ビルはここで諦めるわけにもいかず、ジャックに別の侵入方法を探しだせと命じるのです。

この後、先述したipodとファックスのスキャナーが登場するわけですが、セキュリティの侵入やその痕跡を消すために社内を動き回るジャックを不審に思った、合併先の幹部ゲイリー・ミッチェル(ロバート・パトリック)に行動を後追いされます。

ジャックから話を聞き出そうとしたゲイリーですが、家族を人質に取られているジャックにすれば話をしている時間などなく、振り切られて社内を後にされてしまいます。

ありとあらゆる方法を使って、監禁されている自宅から家族を逃がそうとするジャックですが、ことごとく失敗。ついには息子のアンディ・スタンフィールド(ジミー・ベネット)も殺されそうになるんですね。

ここからいかにしてジャックは家族を助け出すのか?という架橋にはいってくるわけですが、オチまでのシーンはあえてバラすのはやめておきます。

絶対に見て、その結末を知ったほうが楽しめますから!

ちなみに「かくれんぼ」のことを「マルコポーロ」と言うんだと、初めて知りました(笑)

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