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【イージーライダー】1960年代のアメリカを堪能できる作品

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イージーライダー

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主役のデニス・ホッパーとピーター・フォンダが製作・監督・脚本などに関わった作品。さて、そのあらすじは・・・

ワイアット / キャプテン・アメリカ(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、メキシコで仕入れたコカインをロールスに乗った男に売ることで大金を手にする。

そして、ハーレーを購入し、ワイアットは自分の腕時計を道路に投げ捨ててロスを出発。自由な旅に出る。

道中、さまざまなひとに出会い、いろいろな思いを交錯させる中で、目的のひとつである謝肉祭を訪れる。祭りを見て回ったあと、フロリダに向かって出発するがその途中でヒッピーを嫌う住人に出会い・・・というストーリー。1969年公開のアメリカ映画。1時間36分。

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イージーライダーを見た感想

バイクには全く疎いのでよくわからないんですが、作中でワイアットとビリーが乗るハーレーダビッドソンは、1965年型の1200ccで、なかなかのレアものだそうです。

マニアが見れば垂涎もののバイクだと思うのですが、興味がない私にとっては「あんなチョッパーハンドルで、長い道のりは疲れないんだろうか?」ということが先に思い浮かんでしまいました。

あと、ガソリンタンクは結構小さいものだなとか、アメリカ製の当時のバイクは故障せずにあれだけの長い距離を走れるものなのかな?とか、そういうしょうもないことが気になって仕方ありませんでしたね。

この作品を見て感じたのは、1960年代のアメリカの時代背景とかをもっと理解していたら・・・ということでした。

そのあたりの知識をしっかりと持っていれば、もっと違った感覚で見れたのかもしれないという思いが強く、「もっとアメリカの近代史を勉強しておけばヨカッタ」と思いましたね。

ヒッピー文化とか、フラワー・ムーブメントとか、キリスト教とか、人種差別とか。

そして、特にフラワーチルドレンと呼ばれる人たちを、ホワイトカラーはどういう目で見ていたのかとかですね。

この作品が、現代でもある種のバイブル的な映画として多くの人に愛されているということは、彼らのように自由に生きることがどれほど尊いか、いかに難しいことか、ということがよくわかります。

憧れとしての「イージーライダー」は、この先も永遠のものとして残るんでしょうね。

作品の中でジョージ・ハンセン(ジャック・ニコルソン)がビリーに言ったセリフが非常に印象的でした。長髪でワイルドな服装のビリーを怖がる人たちが多いのが理解できないビリーに、

「君に「自由」をみるのさ。自由なヤツを見るのはコワイ」

これは、まさに的を得ている捉え方だと思います。世間の目をなんとも思っていない、自分の心の赴くままに生きている人間に対して、羨望の感情を持ち、そしてそれが怒りに転化していくのでしょう。

それはおそらく「自分への怒り」なんでしょうけどね。

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イージーライダーに登場した女優のひとり

作品では、何人かの女性が登場します。

ヒッピーたちが集い生活しているキャンプにいた、リサ(ルアナ・アンダース)やサラ(サブリナ・スカーフ)。

ニューオリンズの娼婦のメアリー(トニー・バジル)。彼女は由美かおるに似てましたね。いや、プリンセス天功かな?

そんななかで、「MORGANZA CAFE」にいた女の子の中に、かなりの美形がいたんですよね。調べてみたんですが、なんという女優さんなのか特定できず・・・。下記の6人の中の誰かであることは間違いないんですけどね。

  • SUZIE RAMAGOS
  • ELIDA ANN HEBERT
  • ROSE LeBLANC
  • MARY KAYE HEBERT
  • CYNTHIA GREZAFFI
  • COLETTE PURPERA

ちなみに、この女優さんです。

イージーライダー

なんていう女優さんなんでしょうか???

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イージーライダーの劇中歌

何と言っても、いぶし銀の名曲が挿入歌として使われているのがシビれますね。

劇中で流れた曲を一覧にしてみました。

  • STEPPENWOLF 「THE PUSHER]」「BORN TO BE WILD」
  • THE BIRDS 「I WASN'T BORN TO FOLLOW」
  • THE BAND 「THE WEIGHT THE HOLY MODAL ROUNDERS IF YOU WANT TO BE A BIRD」
  • FRATERNITY OF MAN 「DON'T BOGART ME」
  • THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE 「IF SIX WAS NINE」
  • LITTLE EVA 「LET'S TURKEY TROT」
  • THE ELECTRIC 「PRUNES KTRIE ELEISON」
  • THE ELECTRIC 「FLAG AN AMERICAN MUSIC BAND FLASH BAM POW」
  • ROGER McGUIN 「IT'S ALRIGHT MA」「BALLAD OF EASY RIDER」

ステッペンウルフの「Born To Be Wild(ワイルドで行こう)」はあまりにも有名ですが、個人的には「ザ・バンド」が好きですね。

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イージーライダーのネタバレ

イージーライダー

この作品が、ロードムービーの先駆けなのかも?と思うのですが、当時の作品としてはかなり革新的なものだったんでしょうね。

ヒッピー系の作品ということで、アルコール、マリファナ、LSDなどが登場しますが、驚いたことにマリファナは本物を使用していたそうです。

今、アメリカではマリファナ合法化の動きもあるようですから、そのうちまた映画で本物のマリファナが使われることもあるのかもしれません。

でも、ほんの50年ほど前に映画で堂々とマリファナを吸っていたというのは、すごいことだなと思いますね。一説によるとタバコより害は無いということですので、規制されている地域のほうがすくなかったんでしょう。

さて、ワイアットとビリーがどういう間柄なのかという説明もなしに、物語は進んでいきます。

コロラド川を越えてアリゾナに入り、どんどん南下していくのですが、街の風景を映し出しているだけで、自然と旅しているような気分にさせられるんですよね。

当時の若者の文化を余すことなく表現していたかどうかはわかりませんが、都会から離れてロハスな暮らしを求めた若者たちの気持ちというのは、なんとなくわかるような気がします。

フリーセックス・フリードラッグ、そしてエレクトリカルでもケミカルでもない生活。

いつの時代も、そういうナチュラルな生活を心の奥底で求めている人は多く存在するということでしょう。

そして、そういう暮らしをしている人を軽蔑し、排除しようと考える人達も同時に存在するわけです。

バイクにのり、ヒゲをはやし、長髪で革ジャンを着ているだけで差別の対象になるわけですから、自由の国アメリカも人間の心は対して自由ではないということでしょうね。

ジョージ・ハンセンと出会った街は「アメリカ美化運動の街」ということで、特にそういった人間を排除する姿勢を打ち出していたようです。

しかも、無許可でパレードに参加したという、強引に押し付けられたような罪で牢屋で拘束されたワイアットとビリーが、自分たちは助かるかどうか尋ねた時に、ジョージはこう言います。

「人殺しをしていなければね、白人をね」

この言葉を裏返せば、白人以外は人間ではないという解釈になりますよね?やはり、それだけ黒人や先住民への差別は凄まじかったということなんでしょう。

自由を求めて旅を続けるふたりですが、自分たちがしたい洋服を着て、乗りたいバイクに乗り、自由に行動していることが、逆に彼らの自由度を奪っていきます。

それは、社会の常識や「こうあるべき」という勝手に作り上げたイメージから離れれば離れるほど、攻撃の対象になってしまうということです。

それらが集約されたのがラストシーンになるわけですが、まさに衝撃的でした。

彼らは一体何をしたというのか?

自由に生きていること、誰にも迷惑をかけていないこと、それがこんな結末を迎えることになるなんて・・・。

当時と時代が違うとは言え、根本的なものは現代にも根強く残っている気がします。

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