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【ドクター・ストレンジ】両手の神経を損傷した天才神経外科医が頼ったのは魔術

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ドクター・ストレンジ

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「マーベルコミック」の原作作品を映画化。さて、そのあらすじは・・・

天才神経外科医のスティーブン・ストレンジ博士は、神経学会の晩餐会に出席するため、車を走らせているとき、大きな事故をおこし両手の神経を損傷してしまう。

医者を続けるため、全財産をつぎ込み、何人もの名医の手術を受けるが手は元通りに動かない。

そんなとき、リハビリを手伝ってくれているスタッフから、奇跡的な回復を遂げた患者のことを教えられた。

彼を完治させた人物を探し、ネパールまで出向き、ようやく出会ったのは魔術をあやつるという怪しげな女性だった。1時間56分・2016年作品。

スタッフ

  • 監督 / 演出:スコット・デリクソン
  • 原作 / 脚本:ジョン・スペイツ / スコット・デリクソン / C・ロバート・カーギル

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ドクター・ストレンジを見た感想

ドクター・ストレンジ

ドラえもんのアイテムで、一つだけ手に入れることができるとしたら、間違いなく「どこでもドア」です。

この作品で描かれるゲートを開く魔術は、まさにどこでもドアに匹敵するもので、この能力があればドラえもんは必要ないんですよね。

それに、少々無茶をしても、のび太くんのように説教されることがないのが最高です。笑

っていうか、こういう考え方がダークディメンジョンになびく危険さを内包しているのかも・・・・。

マスター・カエシリウス役は、ドラマのハンニバルでレクターを演じたマッツ・ミケルセンなんですが、心に闇を抱えた男性がものすごく似合いますよね。。

そして、ダークディメンジョン側に落ちたカエシリウスは、さしずめスターウォーズで言うところのダースベイター的存在なんでしょう。

「光と影」「正義と悪」を描くのはヒーロー作品のベースになっているものなので、悪のサイドのメインキャラクターも圧倒的存在感が必要になってきます。そういう意味でも、マスター・カエシリウスの存在は必要不可欠だったんですけど、ダークディメンジョンを支配するドルマムの手先感をしっかりだしていたところが、マッツ・ミケルセンの功績でしたね。

その他、気になったことを箇条書きで。

  • エベレストの景色がリアルだったんですけど、まさか現地でロケしたということはないですよね?
  • ウォンのことを「エミネム」とか「ビヨンセ」とか呼ぶストレンジ。伝わってないちぐはぐさが微妙な空気を生んでいましたが、その日の夜、ウォンがビヨンセの曲をかけていたのには笑いました。
  • ミラーディメンションは、ドラゴンボールで言うところの「精神と時の部屋」みたいなものなんでしょうか?もしくは、ハリーポッターたちがダンブルドア軍団を結成して魔法を練習したときの秘密の部屋?
  • CGがすごい。香港の逆回しのシーンなど、建物はとてもCGとは思えないリアルな質感でした。

ところで。

マーベルは、その作品の中で、絶対に他のヒーローを登場させるというルールでもつくったんでしょうか?すべての作品が同じ時間軸で進んでいるというのは理解していますが、さすがにアベンジャーズから離れたストーリーも観たいなと思ってきました。

ジャステスリーグも公開されていることですし、もうヒーローたちが集まってどうこうっていうのは、正直おなかいっぱいですね。

ネタバレになりますが、クレジットロールのあともまだ作品は続きます。こんなシーンです。

下半身不随から魔術のちからで復活したハングボーンにモルドが会いに来た。

モルドは「魔術師の真の目的がやっとわかった。力には目的がいる。」と言う。危険を察知したハングボーンは彼に殴り掛かるが、軽くいなされ、体内からエネルギー体を取り出され、その場に倒れ込んでしまった。

「この世界の間違いにようやく気づいたんだよ「魔術師が多すぎる」とモルド。

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ストーリーの流れとネタバレ完全版

とある館。

手から発した炎のロープで、ひとりの男性の両手両足を拘束し、宙に持ち上げる複数の人たち。
そして、リーダー格の男が刃物を取り出し、宙に浮いた男の首を用意した器の中に切り落とした。

その後、館の壁にくくりつけられていた古びた本を外し、ページをめくっていく。
1枚のページを破り取り、本が床に投げ捨てその場を立ち去ろうとすると、一人の女性らしき人物が彼に声をかけた。

「その儀式は苦しみしかもたらしませんよ」

マスター・カエシリウス(マッツ・ミケルセン)と呼ばれたリーダー格の男は、ゆっくり振り向き、迎撃の準備をとる。

黄金色の布で顔を覆った先程の女性らしき人物が近づいてくる。それを見た10数人の彼らは慌てて逃げ出し、ひとつの扉を開けるとそこはロンドンの街だった。

追いかけてきた黄金色の着物の彼女は、街の空間を捻じ曲げ彼らを閉じ込める。

「偽善者め」とその女性に向かって叫ぶマスター・カエシリウス。

街の建造物を自由自在に操り攻撃すると、彼らも炎のロープで反撃してきた。しかし全く通用せず、ひとりまたひとりとやられていく。

マスター・カエイシリウスは空間に穴を開け、仲間を逃し、自分もその穴に飛び込んで逃亡した。

戦っていた女性は深追いせず、自分がコントロールしていた空間を元通りにし、何事もなかったかのように人々が行き交う街を歩いて行く。
かぶっていたフードをはずすと、頭は剃毛されていた。

手術室で手術をおこなっているドクター。
77年に発売された、ジャックマンジョーネの「フィールソーグッド」をBGMでかける部下。

手術の途中だが、ひとりのスタッフがドクターを呼びに来た。
別の女性ドクターがそれを察し、「スティーブン、あとはやっとくから」と彼をオペから解放した。

スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)を呼びに来た女性はドクター・クリスティーン・パーマー(レイチェル・マクアダムス)。
タブレットを使って、頭に銃弾が残っている患者のレントゲンを見せ、「ニック(ニコデマス・ウエスト / マイケル・スタールバーグ)は脳死を宣告したが、どう思う?」と訊ねた。

慌てて患者のもとに走り寄るふたり。ニックはその患者をドナーとして内臓などを取り出そうとしている。それをスティーブンが寸前で止めた。

ドクターは、その患者がなぜ脳死状態になっているかを説明し、ニックもそれに納得。スティーブンが開頭手術を開始した。助手はドクター・パーマー。

オペが始まったタイミングで、パーマーは「ありがとう」とスティーブンに礼を言う。外からオペを見守っているニック。
フリーハンドで銃弾を摘出しようとしたまさにその時、スティーブンは「ドクター・ウェスト、うるさいぞ」と声をかけた。

ドクター・ウェストは思わず自分の腕時計を抑えた。腕時計が時を刻む音さえも耳に届いているほど、研ぎ澄まされた集中力で銃弾を摘出、オペは成功した。

ドクター・パーマーがニックの話しをしているときに、彼と付き合っているのか?と問いかけたスティーブン。
彼女は「もう同僚とは付き合わないことにしたの。ストレンジポリシーと呼んでいるわ」
自分の名前がつけられたポリシーができて光栄だよと返したスティーブンは、「今夜、神経学会の晩餐会で講演でするので一緒に来てほしい」とパーマーに頼んだ。

自宅でドレスアップし、愛車を運転し晩餐会に向かっている途中、スティーブンは同僚のビリーから届いた新しい患者の情報をスマホで聞いている。

前を走る車を追い抜こうとしたとき、興味深い患者のカルテに気を取られ接触事故を起こしてしまったスティーブン。

吹き飛ぶ車。全身にひどい傷を負い病院へ運ばれる。
気がつくと、ベッドサイドにパーマーがいた。「大丈夫、きっとよくなる」とベッドの彼に声をかける。

ふと前方を見ると、自分の両手が吊り下げられ、器具で固定されている。
発見が送れたことで神経修復が可能な時間が過ぎてしまい、靭帯断裂、神経損傷で11時間もオペにかかったとパーマーが告げる。

「私ならもっとやれた」とスティーブン。

日が経つにつれて体の他の傷は治っていったが、手は動かない。ドクターに手術計画を指示し、「可能なことはすべてやる」と、オペを受ける。

きついリハビリを続けるが、希望がもてないことにいらだち、リハビリ担当のスタッフに「ここまでひどい損傷を受けてリハビリして治ったやつがいるのか?」と文句を言う。

スタッフが、復帰した人物はひとりいると言う。カルテを見せてみろとスティーブン。
「その傲慢な態度を改めるなら、カルテを探してきてもいい」という返答が返ってきた。

ヒゲも上手にそれないことにショックをうけ、腕の立つ医師に手術を依頼するが、非常に難しいことと、失敗で名声を失うことをおそれるドクターは首を縦にふらない。
東京の新しい治療法は20万ドルかかるが、パーマーはさすがにもうお金が尽きるころだから、考える時期が来ていると話す。

医学の力ではどうにもできないと言うパーマーに、いらだちがピークのスティーブンは、ひどい言葉をかけてしまう。その言葉を聞いて、彼女は何も言わずに部屋を立ち去った。

彼のもとに一通の封書が届く。中を見ると書類が数枚はいっていた。リハビリのスタッフから送られてきた例の人物のカルテだった。

翌日、ストリートバスケのコートにやってきたスティーブン。
例の人物、ジョナサン・パングボーン(ベンジャミン・ブラット)は、頚椎損傷による下半身不随から復活した男性で、そこで健常者のようにバスケを楽しんでいたのだ。

スティーブンが声をかけ神経外科医だと自己紹介するが、パングボーンは当時、オペを依頼したがあなたの部下に断られたことを思い出したと言う。

為す術がなかったとスティーブン。「手柄にならないからだろ」と皮肉を言われる。
それでも「絶望の縁から戻った君のように、私も復活したいと思っている。」と訴えた。

パングボーンは、体ではなく意識を変えようといろいろなことを試した結果、師匠と出会ったという。そして、ついに自分の意識は高まり、もとに戻った。
もっと深く学ぶこともできたが、力が足りずここに戻ってきたらしい。

ドクター・ストレンジ
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「あんたが目指すべき場所はカマータージ」「高くつくぞ」「金の話ではない」

パングボンの言葉を心の拠り所として、ネパール・カトマンズにやってきた。スティーブンはカマータージを探し回る。

彼がカマータージを探していることを知った、フードで顔を隠した男が、彼のあとをつける。

スティーブンが人気の無い場所に入り込むと、そこ数人の男に囲まれ「時計をよこせ」と殴りつけられた。
そこに助けに入ったのが、つけてきていたフードの男だった。強盗たちを追い払い、奪われそうになった腕時計を取り返しスティーブンにわたすが、腕時計のガラスは砕けてしまっていた。

フードの男は顔を晒し「カマータージへ行きたいか?」とたずねる。うなづいたスティーブンは男のあとをついていく。

ある建物のドアの前に立つ男。
「ここがカマータージ?もっとカマータージっぽいところがあるだろう」と言うスティーブンに、
「私もここに立ったとき、同じように礼をかいていた。ひとつ忠告しておこう。常識はすべて捨てるんだ。」と諭した。
ドアをあけて中へ入る。「私達が教えを乞うのはエンシェントワン(ティルダ・スウィントン)。」

男たちがスティーブンの上着を預かる。スティーブンは部屋を見回し、椅子に座り何かを読んでいる男性がその人だと勘違いした。

頭をまるめた女性がお茶をいれてくれているときに、その男性に向かって「エンシェントワン、あってくださってありがとうございます」と挨拶。
ところが、ただの人物だと思っていたその女性が「どういたしまして」と答える。驚くスティーブン。
彼を連れてきた男性はマスターモルド(キウェテル・イジョフォー)と呼ばれ、スティーブが勘違いした男性はマスター・ハンミアと呼ばれていた。

「ミスターストレンジ」と話しかけられたとき、「正確にはドクター・ストレンジです」と答えた
「あなたはもうドクターではありませんよね。だから来たんでしょ?」と、エンシェントワンには、7回の手術を受けたことなども知られている様子。

パングボーンをどうやって治したかをたずねると、「歩けると信じさせただけです」と言う。
「まさか心の病気だったとでも?切れた神経を手術でつないだあと、治すのはあなたですか?患者ですか?」
「細胞です」
「細胞はただ単にもとに戻るようにプログラムされているだけです。もし体自身があらゆる方法で自らを治すことができるのだとしたら?」
「まさか細胞再生のことを言っているんですか?それは最先端の医療技術ですよ」

最新医療が導入されていると勘違いするスティーブンに「魂で体を治す方法を心得ているだけです」と伝えるエンシェントワン。
具体的な方法をたずねる彼に、ある本を見せる。

ドクター・ストレンジ
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チャクラなどが描かれている内容に「ギフトショップで見ました」とバカにし、期待と違いすぎることに落胆するスティーブン。
非科学的なことのために来たことを後悔し、その怒りをエンシェントワンにぶつける。

思わず彼女に詰め寄ったときに、掌底で吹き飛ばされ魂が肉体を離れたことを知る。

「肉体からストラル体を押し出したのです」
「何を飲ませた?」と疑心暗鬼になる彼に「はちみつ入りのお茶です」と答え「ほんの一瞬、アストラル・ディメンションに入ったのです」と説明するエンシェントワン。
「肉体を離れた魂が存在する場所ですよ」
「私をどうしようっていうんだ?」
「何もわかっていなことを教えてあげましょう」「目覚めなさい」とこめかみに触れる。

スティーブンは体ごと飛ばされ空高く舞い上がる。宇宙空間に運ばれ、空間のトンネルを通過しているとき、「心拍数が上昇して危険です」とマスターモルド。

エンシェントワンは、スティーブンを部屋に引き戻し、椅子に座らせ様子をみて「大丈夫そうですよ」と答えた。

さらに飛ばされる。

「世界の成り立ちを知っていますか?物質的な宇宙がすべてではありません。現実とは?感覚を越えた先に何が待っているでしょう?存在の根底で意識と物質が出会う。思考が現実を作るのです。」

自分の指の先からさらに手が生えてくるのを見るスティーブン。おびただしい数の手に掴まれる。

「マルチバースには無数の宇宙が存在する。」
「終わりのない世界。善意に溢れ命を育むものや、悪意と欲望に満ちたものもある。」
「暗黒の世界。時間をはるかに超越した力が私達を貪欲に待ち受ける。」

宇宙を飛ばされ続けるスティーブン。

「あなたの存在する意味とは何でしょう?ミスターストレンジ」

まばゆい光のトンネルを越えて、再び部屋に戻ってきた。

「いまのもギフトショップで見ましたか?」と問いかけるエンシェントワン。

「教えてくれ」と言うスティーブンだったが、「駄目です」と扉から放り出されてしまった。中に入れてくれと懇願するステーブン。

建物の中では、表に5時間も張り付いているスティブンのことを、マスターモルドが「彼には強さがある」とエンシェントワンに話している。

「頑固さ、傲慢さ、そして野心。見覚えがあります。」

テーブル状のアイテムを回しながら、上を見上げエンシェントワンが語る。

「カエシリウスのことですね?」とマスターモルド。

「才能ある弟子を新たに導いても闇に落ちるのが見えています。」

マスターモルドはエンシェントワンを説得する。

「カエシリウスが手に入れたあのページ。読み解かれたら我々は破滅します。待ち受けるのは暗黒の日々、ストレンジのような者が役に立つのでは?」

ドアの前で待ち続けるストレンジ。突然ドアが開きマスターモルドが中に入れた。

「休息し、風呂に入り、瞑想しろ。じきにエンシェントワンからお声がかかる。」

そう言って「shamballa」と書かれたメモを手渡す。「これはマントラか?」と訊ねるストレンジに向かって、ニヤっと笑いながら「wi-fiのパスワードだ」。

ポケットから壊れた腕時計を取り出し、裏側に刻まれた文字を眺める。「私の愛を時とともに。クリスティーン」

翌日からエンシェントワンの講義が始まった。

「魔術師が使うのは古の言葉であり、かつて魔術師はこの言葉で呪文を作った。マルチバースに存在する別の次元からエネルギーを引き出し呪文を唱える。」

そう言いながら、目の前で何もない空間から作り出した炎を使って図形を描いてみせた。盾や武器を取り出し、魔術を繰り出す。

「たとえ、私の指が同じ動きをできたとしても、ただ空を切るだけで終わってしまうでしょう。どうすればいいと言うんです?」

エンシェントワンから、手術の技術はどうやって身につけたのかを問われ、「長年学び、実践を積んで」と答えるスティーブン。

大量の本がおいてある書庫で、初対面のウォン(ベネディクト・ウォン)と話す。

ストレンジが読み終えた、「見えない太陽の書」「新天文学」「ソロモンの鍵」を確認して、マスターしか使えない場所へ連れてきた。
そして「根本原理入門から始めると言い」と古いサンスクリット後で書かれた数冊の本を手渡した。

ひと箇所に保管されているエンシェントワンの個人的な蔵書に興味をもつストレンジ。
そこの本は、思考の魔術師・ソーサラスプリムでなければ理解できないとウォンが言う。

1冊を手に取り、破られているページがあるのを見つけた。

ウォンは「それはカリオストロの書。時間の本だ。ある儀式に関するページを盗んだのは元弟子カエシリウス。見張りをしていたものは縛り上げられたのち、首をはねられた。今は、代わりに俺が守っている。ここの蔵書が一冊でも盗まれることがあったら容赦はしない。生きたまま帰れると思ったら大間違いだ。」と釘を刺す。

軽口を叩きながら渡された本を抱えて出ていくストレンジ。

カエシリウスが盗んだページを手に、仲間たちと何かの儀式を始めた。
「ついに裏切りものたちを倒す時が来た。報いを受けさせるときだ」
呪文を唱えると、エンシェントワンがしたときのように、建物が大きく歪み動き始めた。

修行を続ける者たち混じって、術を身に着けようとしているが、一人だけ何の変化も起こすことができないストレンジ。

マスターモルドが話す。「マルチバースでの移動を可能にするスリングリングの習得が魔術を扱うには不可欠だ」

特殊な形の指輪をはめ、修行を続ける。

「心を研ぎすませ、イメージする目的地を思い浮かべろ・眼の前ではなくその先を見るんだ。細部に至るまでな。」
「鮮明にイメージできれば素早く簡単にゲートは現れる。」

と、モルドがストレンジに説明する。

目の前で少しだけ火花が散り始めたとき、エンシェントワンが「ミスターストレンジと話しがしたい。」とやってきた。

不自由な手のせいでうまくできないことを嘆くと、エンシェントワンは「手は関係ありません」と言う。
それに反論して「関係ないわけないでしょう」。

すると、側にいたマスター・ハミアは、手首から先のない左腕を見せた。そして見事にスリングリングを出現させてみせた。

頭で考えがちなストレンジに「知力ではなく、流れに身をゆだね、己を鎮めなさい。するとおのずと開ける」とゲートを開き、その先のエベレストの中腹に連れて行った。

「この気温では人間は30分しかもちません、あなたは2分位で倒れそうですけどね」と言い残し、「ゆだねなさい」と、ひとりだけ元の場所に戻っていく。

「見込みはありますか?」とたずねるマスターモルドに「もうすぐわかるはずです」。助けに行こうとするモルドを止め、期待をもって待つエンシェントワン。

ストレンジは集中し、ゲートを開こうとしている。

ドクター・ストレンジ
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そして見事戻ってきた。

薄汚れていた身なりを整え、心の中で何かをつかんだような表情を浮かべる。

図書室のウォンに会いに来たスティーブンは、「幽体離脱の本」を貸してくれと言う。まだ早いと言われるが、「いいから貸せ」とあくまでも偉そうに返すと、強く「無理だ」と断られた。

その日の夜、ゲートを開き、こっそりと本を拝借するスティーブン。さらにウォンが読みかけの本まで奪っていった。

エンシェントワンに図書館でゲートを開くなと言われたあと、魔術の習得が早いので、安全な場所で修行をしなさいと、ミラーディメンションの中に案内される。

外から感知されず、現実世界に影響を及ぼすこともない場所。
危険な存在を閉じ込めたりもする。スリングリングがないと出られないと言う。

ストレンジはモルドにエンシェントワンの年齢を訊ねる。
「誰も知らない。ケルド人であること以外は過去を知るものもいない。」
「それでよく弟子をやっているな」と不思議がるストレンジに「師匠を信じろ、道を踏み外すな」と説く。

カエシリウスのことをたずねる

「才気にあふれていたが、傲慢で頑固で最終的にエンシェントワンの教えを拒絶した。やつはカマータージを去り、少なからず続くものもいた。偽りの教義に魅了されたんだ。」

儀式について聞くが、それに答えず棍棒のようなものを見せ、
「レリックという。人間が扱うには強すぎる魔術を物体閉じこめてある。扱うものへの負担を軽くするためにな。」
これはそのひとつで、リビングトライビュナルのスタッフだと言い、その威力を見せつける。

ほかにもある。

  • ワトゥームのワン
  • バルトーのボルティングブーツ

いつもらえると聞くストレンジ。

決めるのはレリック自身だ。と言い、武器を呼びださせる。その途中でレリックを使って攻撃をしかけるモルド。
素早く空中を歩きストレンジを殴り倒したあと、「その日が来る、いつかな」と告げた。

ストレンジは、クリスティーンへメールを書いたあと、蔵書室にやってきたがウォンはいない。
カリオストロの書を開き、そこに描かれているアイテムを部屋に発見し、それを首から下げる。

書に書かれている通りに印を結ぶと、アイテムが動き緑の光を発しはじめた。

食べかけのリンゴに向かい、エネルギーを浴びせると、リンゴの質量が増減を繰り返した。
まるでそれは時間を早めたり巻き戻したりしたかのよう。

ふと思いつき、破られたページを復活させた。

  • ドルモンヌ・ダークディミジオン
  • 永遠の命

そこにモルドとウォンがやってきて、書を取り上げる。

「可能性に手を加えるのは禁止されてる」と言うモルドに「ただ書かれている通りにやっただけで」と言い訳するストレンジ。

ウォン:「それなら儀式にともなう危険性についても読んだだろう?」
ストレンジ:「まだそこまではたどりついていない」
モルド:「時間を操作すれば時間軸が分岐する。不安定な次元の裂け目が生まれ、空間パラドクスやタイムループがおきる。同じ瞬間を永遠に繰り返すことになり、存在自体がなくなってしまうこともあるんだぞ。」

ストレンジは激しい口調のモルドに対しても、「注意事項を最初に書いてもらわないと」と軽口をたたく。

ウォンは「好奇心のせいで死ぬところだったぞ。お前は時空連続体をいじったのではなく、断ち切ったのだ。事前の法則を冒してはならない。」

モルドが不可解な表情で訊ねる「いやになるほど難解な呪文をどう身につけた?」
ストレンジ:「瞬間的に記憶できる。2つの博士号を同時にとった。」
「記憶力だけでできることじゃない」とモルド。
「生まれつきの魔術師」とウォン。
「手の震えする止められないのに。」とストレンジ。
ウォン:「今はまだな」
ストレンジ:「治るのか?」
モルド:「予言はできない」
「一体なにを隠しているんだ?」と声を荒げるストレンジ。

モルドをウォンは目を見合わせ、心をキメたように話し始める。

「アベンジャーズが物理的な危険から地球を守っている一方で、我々は魔術的な脅威から地球を守っている。」
「エンシェントワンは思考の魔術師・サラースプリームの継承者。」
「初代は何千年も前にいた魔術会の父、偉大なるアダモット。お前がうかつにも手に取った「アガモットの目」を作った方だ。アガモットは大地の気があふれる3つの場所にサンクタムを置いた。」

扉を指差しウォンが話し始める。

「その扉は香港のサンクタムに。その扉はニューヨーク。それはロンドンにつながっている。そして3つのサンクタムは地球に結界を張り巡らせている。我々魔術師はサンクタムを守っている。我々の宇宙をおびやかす、別の次元の存在から。」
ストレンジ:「ドルマムゥのような?」
モルド:「どこでその名前を知った?」
ストレンジ:「さっきカリオストロの書で。何者なんだ?」
「ダークディメンションにいる時間を超越した存在だ」
「すべての支配し、拗ねてを破壊しようとする、無限の力をもち、とどまる所を知らないすべての宇宙に手を広げ、ダークディメンションに通りこもうとしている。」
「どこより欲しているのが地球だ。盗まれたページに載っていたのは、ダークディメンションから力を得る方法だ。」

それを聞いて恐怖を感じたストレンジは、ここには手を治すために来たから関わらないと言う。

突然鐘がなり、ロンドンの扉が開く。

仲間の一人が逃げ込んでくるが、背後からカエシリウスが攻撃を加える。
爆発。
その場を逃れたストレンジが扉の外へ。そこはブレッカーストリートだった。

遠くに見えたグリニッジヴレッジへ向かう。中へ入ると、誰もいない。
博物館がサンクタムになっている。

空間がねじれ、カエシリウスたちがはいってくるのを物陰から見みていると、ここを守っているダニエルが彼らを迎え撃つのが見えた。

「お前には死んだもらう」とカエシリウス。
ダニエルが攻撃されているところに、「やめろ」と思わず姿をあらわしたストレンジ。
カエシリウスはダニエルにとどめをさしたあと、ストレンジに話しかける。

戦おうとするが、歯がたたないので逃れるストレンジ。空間を捻じ曲げ立ち止まらせるカエシリウス。

ストレンジはその状況を巧みに利用し、様々な空間に繋がった窓へと、相手を投げ入れていく。

サンクタム内にはカエシリウスひとり。
圧倒的な実力者の中、展示されていたマントが助けてくれる。そのマントを身にまとい、反撃開始。
マントはストレンジの体をコントロールし、展示してある武器を示す。
拘束具を投げつけるとカエシリウスが動けなくなる。

ドクター・ストレンジ
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動けないながらも、ダークディメンションが意味あることだと説得するカエシリウス。

「時間を超えるのだ。世界を救いたいだけだ。そのためにすべてを超越したドルマムンにこの世界を委ねたい。」

そう話してストレンジを懐柔しようとする。
心を揺らされながらも、説得されないストレンジ。

ふとカエシリウスが笑う。「お前のスリングリングがなくなているからな。」

動揺したストレンジは、後ろから来たカエシリウスの仲間にやりを投げつけられ、胸を刺し抜かれる。

階段を転げ落ちる。瀕死になりながら逃げようとするストレンジ。
とどめを刺そうと近づいてくる敵、ルシアン(ストロング・ゼロッツ)をマントが襲う。
スリングリングを取り戻しゲートを開き、病院へ。ドクター・パーマーを呼び、オペを頼む。

体から離脱し、クリスティンにオペの指示をする。
驚くクリスティンに「私のアストラル体だ」と安心させる。

マントを逃れたルシアンがオペ室にやってくるが、手術を続行させ戦うストレンンジ。
心拍停止。
クリスティンがAEDをつなぐと、そのパワーでルシアンが吹っ飛んだ。
電圧をあげてもう一度行えとクリスティーンに指示する。
そのパワーでルシアンを撃破。ストレンジは蘇生した。

自分の否を認め謝罪するストレンジが、クリスティーンに今までの経緯を話しはじめた。

その特殊過ぎる内容に、カルトに入ったとクリスティーンが言う。

スティーブンは立ち上がり、敵が自分を殺しに来たが、グリニッジヴレッジに戻らなければならないことを説明する。
意味不明だという顔をするクリスティンにゲートを見せ、そこから移動する。
信じられないという顔をし見送るクリスティン。

先ほどまで戦っていたルシアンの本体をチェックし、死亡を確認。
マントを羽織りカエシリウスをに見にいくと姿が見えない。

そこにモルドとエンシェントワンが到着していた。
ストレンジが浮遊マントに気に入られたことに気づいた。

ロンドンは堕ちたので、ニューヨークと香港で結界を守らなければならないと言うエンシェントワン。

「ここはあなたに任せます、マスターストレンジ。」その言葉にモルドは驚き、エンシェントワンを見る。

スティーブンは「ドクターストレンジ」だと訂正する。

「命を救うために医者になったのに人を殺してしまった。もう二度とごめんだ。」

そういうストレンジに、「医者になったのは、自分の命を救うため。いつも見えるのは、あなたの傲慢なエゴです。」と諭すエンシェントワン。

ストレンジはドルマムゥのことを話し、エンシェントワンの長生きの秘密は、ダークディメンションから力を引き出しているからだと結論づけた。

エンシェントワンはそれに答えず、攻撃されたときのために準備をしておきなさいと言い残し立ち去った。

モルドはそんなストレンジに「無礼にもほどがあるぞ。どんな責任がのしかかっているかも知らずに。」

ストレンジはそんなことは知りたくないと言い、サンクタムを守ったことを主張すると、モルドは「自分の命をだろう?」と返した。

ストレンジ:「相手を殺さずとも別の方法があるはず。アイディアが足りない。」
モルド:「足りないのはお前の勇気だ。」

再びカエシリウスらがやってくる。

ミラーディメンションを作り出すストレンジ。それに答えるように空間を支配するカエシリウス。

モルドとともに街へと逃げるが、ダークディメンションとつながり強力になっている彼らには通用しない。
「名案だと思ったことが逆効果になってしまった。」とモルド。

追いかけてくるカエシリウス。
現実世界には影響与えないが、ロンドンの街を変幻自在にあやつるカエシリウスにストレンジたちは確実に追い詰められていく。

モルドと離れさせられ、個別に攻撃を受けるストレンジ。
ラビリンスのような街の中、カエシリウスに捉えられスリング・リングを奪われる。

そこに登場したエンシェントワン。
その額の赤い刻印を確認したモルドは、「本当にダークディメンションから力を得ていたのか」と愕然とする。

それをスルーし、「救いを求めたあなたから得たのは偽りだった。」と言うカエシリウスに「ドルマムゥの真の姿を知らない。あなたは永遠の苦しみを得ることになる。」とエンシェントワン。

スリング・リングを手にするカエシリウス。

味方と戦っているエンシェントワンを、その味方の体ごと武器で突き刺した。
その後、ゲートを開き現実空間に飛ばし、エンシェントワン高層ビルから地面に落下させた。
堕ちてきたエンシェントワンを見て驚く町の人々。

瀕死のエンシェントワンを、ストレンジがクリスティンの病院に運び込んだ。

自らメスを持つが、ニックにメスを渡し「脳圧を下げてほしい」と頼む。
アストリア体になったストレンジは、死にかけているのにアストリア体になって飛び回るエンシェントワンを追いかける。

街を見下ろしながら、ストレンジに話しかけるエンシェントワン。
「失敗を恐れる心と傲慢さが成長を防いでいる。」
「最も意味のある教え『われより人』ということを学べない。」

ジョナサン・パングボーンはケガが治ったわけではなく、魔術で歩けるようになったのだと真相を告げる。

「ダークディメンションの力を借りるのは不本意だった。大義を通すには教えに背かねばならないときもある。」
「モルドはが柔軟性が足りない。あなたには強さが必要。お互いに助け合い、はじめてドルマムゥに立ち向かえる。」

そう言葉をかけたあと、エンシェントワンは亡くなった。

放心しているストレンジ。「一緒にいてほしい」とクリスティンに告げる。

ドクター・ストレンジ
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それに答えず、放送で呼び出された手術に向かうクリスティン。
ストレンジは何かを決心したような表情を浮かべマントを羽織る。

香港。
カエシリウスと2人の仲間が現れる。

迎え撃つ準備をするウォンたち。

ロンドン。
モルドにエンシェントワンが死んだことを報告する。
「お前の言うとおり、信用してはいけない人だった」とモルド。
ストレンジはエンシェントワンの行動の正当性を語りフォローするがモルドはこういう事態を引き起こしたのは彼女の嘘のせいだと非難する。

以前、「負ければ死ぬとわかっていても戦う」と言ったモルドと香港へ。サンクタムはすでに陥落していた。
ドルマムゥが来る。手遅れだ。誰にも止められない。
ストレンジは諦めず、胸の「アガモットの目」のパワーで時間をコントロールし、街を破壊される前に戻そうとする。

時間が戻っていく香港。街も元の姿へと修復されていく。
その中で戦うストレンジたち。

ウォンも生き返る。
「ルールを破ったよ」と言うストレンジに「うまくいってるじゃないか」と喜ぶウォン。

カエシリウスがそれを強引にとめる。時間が止まる。

ダークディメンションが開こうとしているのを見上げ、カエシリウスが言う「なんと美しい!時間を超越するのだ。」

その言葉を聞き、何かをひらめいたストレンジは空中を飛び、ダークディメンションへと向かう。

それを見たカエシリウスはモルドに向かい、「ストレンジもお前を見捨て、力に身を委ねた」とささやいた。
悔しげな表情で見上げるモルド。

ストレンジはダークディメンションの中でアガモットの目に細工をしたあと、ドルマムゥをみつけ話しかける。
ドルマムゥは「お前たちの世界はすべて私のものだ」と攻撃をしてくる。

ドクター・ストレンジ
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吹き飛ばされるストレンジ。
再び時間を巻き戻し、何度も同じことを繰り返す。

何が起きているんだとドルマムゥ。

ストレンジは何度も殺されながらも、永遠に同じことを繰り返す。

永遠の死をあじわえと言うドルマムゥに、ストレンジは、その代わり地球から手を引けと言う。

「勝てると思うのか?」
「負けたとしても同じことを繰り返すだけだ。」

同じことを繰り返し続けることに業を煮やし、ストレンジの望みを尋ねるドルマムゥ。

「カエシリウスをつまみ出し、地球に手を出そうと二度と思うな。」

香港の街に戻に戻ってきたストレンジに、ダークディメンジョンで何をしたのかをたずねるカエシリウス。

「お前の望んでいた永遠の命だ。ひとつになれる」と言い放ったあと、カエシリウスたちはダークディメンションに連れ去られた。

ウォンがそれを見て爆笑している。
再び時間を巻き戻し、街を元通りにし、三人はほっと安堵する。

モルドは浮かぬ顔で、「法則を犯したわれわれは必ず報いをうけるぞ。覚悟しろ。」
「お前たちと同じ道は歩めない。」と言い残した立ち去った。

ストレンジは、サンクタムに戻りアガモットの目を元の位置に戻した。
それを見たウォンが「それでいい。アガモットの目を身につけるにはまだ修行が足りない。それにインフィニティストーンをぶら下げて歩くことになるしな。」

その言葉に反応し「なんだって?」と問うストレンジ。

それを受け流し、ウォンが言う。

「お前は魔術の才能はあるが、まだまだ学ぶ事がある。エンシェントワンの死はマルチバース中に広がるはずだ。地球を守るソーサラー・スプリームはもういない、準備がいるな」

ストレンジは「まかせてくれ」と言い、クリスティーンから送られた壊れた腕時計をはめるが、その手はまだ震えている。

「地球にも魔法使いがいるのか」とビールジョッキを片手にストレンジに話しかけているのはマイティ・ソー。

「私はリストを作って、この世界を脅かしかねない存在を監視している。君の弟ロキもその中のひとりだ。」と告げるストレンジ。

ソーはビールを飲み干した。

ストレンジ:「なぜロキをニューヨークへ連れてきた?」

ソーの手の中のジョッキがビールで満たされている。

ソー:「話せば長くなる。家族絡みの問題だ。父を探している。」
ストレンジ:「なるほど。オーディンが見つかれば三人揃ってアスガルドに帰るんだな?」
ソー:「あぁ。すぐ帰る」
ストレンジ:「では手を貸そう」

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アベンジャーズシリーズ 時系列

1:アイアンマン(2008年)
2:インクレディブル・ハルク(2008年)
3:アイアンマン2(2010年)
4:マイティ・ソー(2011年)
5:キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
6:アベンジャーズ(2012年)
7:アイアンマン3(2013年)
8:マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)
9:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
10:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
11:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
12:アントマン(2015年)
13:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
14:ドクター・ストレンジ(2017年)
15:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)

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