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【コロンビアーナ】家族を殺された少女の復讐劇を描く

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コロンビアーナ

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リュック・ベッソン脚本・制作、オリヴィエ・メガトン監督のアクション映画。さて、そのあらすじは・・・

1992年のコロンビア。マフィアのボスであるドン・ルイスは、自分の元を去った幹部ファビオを殺すように、部下のマルコ(ジョルディ・モリャ)に指示を出す。

それを察知したファビオは、自宅に戻り、妻と9歳の娘カトレア(アマンドラ・ステンバーグ)とともに逃亡を図るが間に合わず、襲撃を受けてしまう。

一人生き残ったカトレアは、ファビオが託したマイクロチップが自分の生き残るパスポートだと告げられていたため、マルコからその在処を聞かれても答えず、さらにテーブルの下に仕込んであったナイフでマルコの手を刺し、彼らから逃れた。

アメリカ大使館に逃げ込んだカトレアは、マイアミへ送られ、そこからエミリオおじさん(クリフ・カーティス)のいるシカゴへ。裏社会を仕切る彼のもとでドン・ファビオへの復讐を遂げるために殺し屋になる決心をする・・・・というストーリー。2011年作品。1時間48分。

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コロンビアーナを観た感想

コロンビアーナ

リュック・ベッソンが制作に携わっているとなると、やっぱり抑えておかないといけない作品でしょう。

「ノーリミット」、「ニキータ」、「パリより愛をこめて」、「レオン」、「リボルバー」などなど、Huluでも多くの作品が配信されていますが、基本的に殺し屋が主人公になっている作品が多いですね。

殺し屋とかスパイとか、バイオレンス関係やアクションものではない内容の作品はなにがあるだろうと考えてみると、「グランブルー」くらいしかパっと思いつかないですね。

でもまぁ、どの作品もストーリーはシンプルでありながら、ぐいぐい引き込まれる映像と脚本の素晴らしさ、魅力的な出演者のおかげで大変おもしろい作品に仕上がっているので、まったく文句はないんですけどね。

本作品でも、幼い頃に両親を殺された少女が復讐を誓い、叔父さんの力を借りて殺し屋になるという、使い古されたストーリーなんですが、パルクールや、練りに練られた殺人の実行現場を見せていくことでこれ以上ない味付けに成功しています。

そして、思いを遂げてもハッピーエンドにならないという、せつないエンディングが待っているわけですが、裏稼業に身をおくということはつまり、安息の時間は訪れないし、心に大きな傷をもったまま生きていかなければならないのだということを伝えてくれています。

要するに、復讐は何もうまない、ただ虚脱感を持つことになるだけというわけですね。

確かに、復讐を遂げるということが生きる目標になる側面はあるのかもしれませんが、それを達成したからと言って失った愛する人達が戻ってくるわけではありませんから。それを分かっていても、怒りのやり場はその方向にしかないという葛藤。これがリベンジ系コンテンツが廃れない大きな理由なんでしょう。

大きな流れでは復讐を描いているようで、実は当人たちの心の動きを描いているので、同じテーマが10作品あっても中身が全く違う10作品になるんでしょうね。

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コロンビアーナの主演女優

主人公カトレアの少女時代を演じたアマンドラ・ステンバーグちゃんが名演でしたね~。

コロンビアーナ/アマンドラ・ステンバーグ

マイクロチップを吐き出すシーン、街中を走り回るパルクールなどなど体を張った演技は、とても子供だとは思えない演技力でした。

そして、成人してからのカトレアを演じたのはゾーイ・サルダナ。

コロンビアーナ/ゾーイ・サルダナ

アバターで一気に有名になった女優さんですが、それ以前に「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」「バンテージ・ポイント」など、ブレイクの準備は整っていたと言えるでしょうね。

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コロンビアーナのネタバレ

ストーリー展開がわかりやすいように、話の流れを時系列で箇条書きにしていきます。

  • コロンビアのマフィアであるドン・ルイスの元を離れることになったファビオ
  • 表面上は円満にファビオの引退を承諾したドン・ルイスだが、自分が追い詰められる情報を握っている彼を亡き者にしようとしている
  • 自分の身が狙われていることを察知しているファビオは、自宅にもどり、妻と娘のカトレアを連れて逃亡しようとする
  • ところが、すでに自宅はドン・ルイスの部下たちに囲まれている
  • ファビオはカトレアに、マイクロチップとエミリオおじさんの住所、自分がつけていたカトレアモチーフのネックレスを託した
  • その後、ファビオと妻は殺され、ドン・ルイスファミリーの幹部マルコはカトレアにマイクロチップを渡すように言う
  • カトレアは、テーブルの下に仕込んであったナイフでマルコの手をさし、その場から逃亡に成功
  • アメリカ大使館に駆け込み、マイクロチップと交換で、当面のお金とともに自分の身柄をマイアミへと移してもらった
  • 職員の目を盗み、トイレの窓から逃げ出したカトレアは、エミリオおじさんの住むシカゴへバスで向かった
  • シカゴで裏稼業についているエミリオおじさんに、自分を殺し屋に仕込んでもらうように頼んだカトレア
  • 15年後、成長したカトレアは、カリフォルニアで一流の殺し屋になっていた
  • 収監されたターゲットの暗殺のために、事故をおこして同じ刑務所に潜り込んだカトレアは、誰にも気付かれずに暗殺を完了

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  • ターゲットのおなかに、口紅でカトレアの絵を描くというサインを残したあと、本件とは無関係とされたために無事釈放された
  • ところが、FBIのロス捜査官がこの件の担当になったことで、カトレアに捜査の手が伸びるはめになる
  • カトレアは、ドン・ルイスへのメッセージとして、カトレアの絵を残すという犯行を4年で22件も行っていたのだった
  • 仕事を斡旋していたエミリオおじさんは、これを非難。犯行がばれるおそれがあるとカトレアをたしなめるが、聞く耳をもたない
  • 次の仕事でもエミリオの忠告を聞かず、カトレアの絵を残し新聞に大々的に掲載されてしまった
  • それを見たエミリオは、カトレアに今後仕事を回さないこと、自分と家族に近づかないようにと告げた
  • ロス捜査官は、警察のデータベースでカトレアを検索するが、情報がブロックされていて、詳細を知ることができない
  • カトレアは画家のダニーと付き合っているが、自分の素性をいっさい明らかにしていない
  • ダニーはある朝、カトレアがベッドで眠っている姿をスマホで撮影した
  • その写真を友人に見せ、素性がわからないということを打ち明けた
  • その友人は、3分署に勤務する友人のシャーリーにデータベース検索を依頼する
  • その写真が端末からアップされたと同時に、防犯カメラに残ったカトレアの動画とのマッチングが行われ、同一人物だと断定される

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  • そこから一気にカトレアの居場所がサーチされ、SWATに出動命令がくだった
  • それを事前に察知したカトレアは、着のみ着のまま自宅をあとにし、エミリオ宅へとむかった
  • ところが、カトレアの残した絵のせいで、エミリオの関係が疑われたため、ドン・ルイスに全員が殺されてしまっていた
  • 泣き叫び謝るカトレアだったが、その後、ロス捜査官の自宅に忍び込み、組織に守られているドン・ルイスを渡さなければロスの家族を殺すと脅した
  • ロスは、裏情報を握っているCIAのリチャードの元に出向き、ドン・ルイスの居場所がマグノリアテラスであることを聞き出す
  • その情報をもとに、カトレアはドン・ルイス暗殺へと向かった

ここから先は大々的なアクションシーンだけでなく、「あのシーンは、このラストのための伏線だったんだ!」と、思わず唸ってしまう場面も登場します。

ただただ、銃をぶっぱなし、殴り合いのスタントだけでないところが、憎い演出ですね。

最終的に、自分の顔や存在が警察にばれてしまったカトレアが、今後どうしていくのか・・・という想像をせずにはいられないエンディングを迎えるわけですが、続編を作らないところがリュック・ベッソンの美学だと思うので、余韻を残したまま見終えることにしましょう。

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