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【ビッグアイズ】マーガレットの絵画を巡るストーリー

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ビッグアイズ

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この映画が公開されたのは2015年ということなんですけど、そのときに目にした宣材ポスターの衝撃を今でも覚えています。

美術の成績もあまり良くなかったので、芸術センスはほぼ無いといえる私ですが、ビッグアイズを見た瞬間「うわ、アメリカ板ネコ娘や!」と思ったのです。笑

あのゲゲゲの鬼太郎に登場するネコ娘とビッグアイズが完全に重なったんですよね。そういうこともあって、映画館に足を運ぶことはなかったものの、いつかDVDでもレンタルして観てみようという気持ちはずっと頭のなかにありました。

そして、最近になってHuluで配信が開始されたので、早速観ることにしたというわけです。

スタッフ

  • 監督:ティム・バートン
  • 脚本:スコット・アレキサンダー&ラリー・カラゼウスキー
  • 2014年作品

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ビッグアイズのあらすじ

ビッグアイズ

1950年代のアメリカ。

マーガレット(エイミー・アダムス)は夫との生活に耐えかねて、娘のジェーン(デラニー・レイ)を連れて家を出て別居をはじめた。

たどり着いた街で、家具に絵を描く仕事い就いていたマーガレットは、画家だと名乗るウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)と出会いすぐに恋に落ち、結婚することになった。

不動産業で財を成しているウォルターとの生活は何不自由ないもので、娘のジェーンに対しても優しく接してくれる夫に不満もなく暮らしていた。

自宅で大きな目の子供「ビッグアイズ」を描くマーガレット。ウォルターはその絵を売ろうと考え、街のバーの壁に絵を飾らせてもらうように交渉する。

セールストークに長けたウォルターは、オリベッティの社長に高額で絵を販売したことに自信を持ち、画商を開き、そのビジネスを拡大していく。

ところが、女性が描いた絵だと高く売れないと判断し、自分がビッグアイズを描いたことにして世間を欺いていたのだった。

長い間世間や娘を騙し続けていることと、自分の愛情を注ぎ込んだ絵に対する気持ちから、この状態が耐えられなくなったマーガレットはジェーンとともにハワイへと逃亡する。

そして現地のラジオ局にゲスト出演した際に、「ビッグアイズは自分が描きました」という告白をしたのだった。

世間が大騒ぎする中、ビッグアイズの真の作者は誰かの判断は法廷へと持ち込まれることになり、マーガレットとウォルターの裁判が開始された。

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絵描きになる才能がなかったウォルターの悲劇とネタバレ

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マーガレット本人が「ウォルターにそっくりだった」と語ったほど、クリストフ・ヴァルツの演技は真に迫っていたようです。本人を知らない私でも「うわ~、こういうタイプの人っているわ~」と思いましたし。

「口八丁手八丁」という言葉がこれほどぴったり来る人も珍しいと思います。セールスの才能はすごかったのに、絵の才能は全くなかったこと、そして芸術家になれない自分への葛藤と才能に満ち溢れる妻への嫉妬が、このような事件を生んだんでしょうね。

まだ世間に知られる前のビッグアイズを何とか売りたいがために、「自分の描いた作品だ」と軽い気持ちでついたウソが、こんな大騒動に発展するとは本人も考えもしなかったんでしょう。

ダムが決壊するかのごとく、もうどうにも止められなくなっていったんだと思います。というか、芸術家に憧れ続けていた自分が、世間からそう見られているという状況を手放したくなかったというのが真実かも。

それに、賞賛されることが増えていったことで、脳内に快感物質が分泌されまくって、本当に自分が描いたかのような錯覚も起こしていたんじゃないでしょうか。ウソもつき続けると真実になるとも言われるように、絶対にごまかしきれる自信もあったのかもしれません。

マーガレットをコントロール出来ているつもりにもなっていたはずで、「ばれたら大変なことになる」という脅しともとれる言葉がブレーキになっていると信じていたんでしょう。

ただ、ビッグアイズに並々ならぬ思い入れのあるマーガレットにとっては、ビッグアイズが有名になればなるほど、ウォルターが調子に乗れば乗るほど「それは私の絵なのよ」という気持ちが膨らんでいったのは想像に難くないですね。

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そして、その気持を後押ししたのが娘のジェーン(マデリン・アーサー)なんですね。

ウォルターの入れ知恵もあって、ジェーンにさえビッグアイズの作者がマーガレットだということは伏せていましたが、幼いころの記憶で母親がビッグアイズを描いていたことを覚えていたジェーンは、母親が真実を公表することで苦悩から脱却し、その才能を認知されることを強く望んだんだと思います。

ジェーンの後押しもあったのですが、真実を公表する決心を固めたのは、エホバの証人に入信したことも影響しているとのことで、これはちょっと驚きました。

確かに実話に基づいた作品なので、ここも忠実に再現したかったのでしょうけど、何か裏側で力が働いているのでは?と勘ぐってしまう演出でもありますね。

事実だけど、エンターテイメント性の高い娯楽作品なら、こ部分をはしょってもヨカッタんじゃないかなって個人的には思いました。もし日本映画で新興宗教に入ったおかげで大きな決断が出来た主人公が描かれていれば、ものすごく違和感を感じるでしょうし。

裁判で、マーガレットがビッグアイズを描いたという証拠は出せませんでしたが、裁判長の「1時間で絵を描いてください」という、」大岡越前ばりの名裁きで争いに終止符がうたれます。

最後の最後まで、ウソをついていたことを認めなかったウォルターですが、「右肩が痛いので今日は描けない」と言って拒否したことで、完全にウソがばれた形になりました。

「悪はいつか滅びる」ではないですけど、いつまでもウソをつき続けることは出来ないものですね。

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ビッグアイズのまとめ

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1960年代に爆発的に流行したビッグアイズは、あのアンディ・ウォーホルも絶賛したそうですし、ティム・バートン監督もコレクターなんだそうです。

こうなってくると、実物というか本物の作品を生で観てみたいという気持ちになりますよね。日本で「ビッグアイズ展」が開催されたらぜひ観に行ってみたいと思います。

作品のラストで、マーガレット本人と、彼女を演じたエイミー・アダムスがベンチに座っているシーンがありましたが、それはそれは微笑ましいシーンで見ているこちらも顔がほころんでしまいました。

逆に、ウォルター・キーンの写真も映し出されていましたが、無一文になったというナレーションを聞いて「ざまみろ」と思ったり。笑

女性の社会的地位が低かった時代に、才能があれば世間を納得させることが出来ると証明したマーガレットは、アメリカの女性の希望になったんでしょうね。

すごく楽しめた作品でしたので、ぜひ多くの人に観てもらいたいものです。

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[紹介している作品に関しては、現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式サイトにてご確認ください。]

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