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【心霊ドクターと消された記憶】大人がじっくり楽しめる豪州ホラー作品です

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心霊ドクターと消された記憶

心霊ドクターと消された記憶をhuluで見る

オーストラリアの作品といえば、マッドマックスシリーズとウルヴァリン、クロコダイルダンディーくらいしか思い浮かばなかったんですが、この作品を観て、サスペンスホラーのジャンルも良質な作品を生み出す土壌があるんだなと感じました。

さて、あらすじは・・・

幼い娘イーヴィー(エマ・オファレル)を交通事故で亡くし、妻のキャロル(ジェンニ・バード)と悲しみの中暮らしていた精神科医のピーター・バウワー(エイドリアン・ブロディ)。

仕事を再開し、師であるダンカン(サム・ニール)から紹介されてきた患者たちのカウンセリングを始めた。

ある日、エリザベス・ヴァレンタイン(クロエ・ベイリス)という少女が診療室の待合室の椅子に座っていた。

彼女はピーターの患者ではなかったが、紹介状を忘れてきたのかと考え、話しを聞こうと部屋に招き入れたのだが、メモに「12787」を書き残し無言のままその場を立ち去ってしまった。

その数字が気になり調べてみると、1987年の7月12日に自分故郷で起きた大規模な列車事故が浮かび上がってきた。

同時に、ピーターの周りでは不可解な出来事が起こり始める。1時間30分・2016年作品。

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スタッフ

  • 監督・脚本:マイケル・ペトローニ

「ザ・ライト エクソシストの真実」の脚本も担当しています

心霊ドクターと消された記憶を見た感想

基本的にホラーとかサスペンスが大好物なので、huluでそのジャンルの作品が配信開始されると、なるはやで見るようにしています。

この作品は、「ヴィレッジ」や「エクスペリメント」、「プレデターズ」などに出演していたエイドリアン・ブロディが主演ということもあって、期待感を持って観始めました。

その期待を裏切らない仕上がり具合で、話しの流れの組み立てが秀逸なことも手伝って、「おぉ、なるほど、そういうことか!」と伏線を振り返りながら楽しむことが出来ました。

心霊ホラーなのに、おどろおどろなりすぎず、かと言ってチープでもない絶妙なさじ加減のダークネスが漂っていて、怖がらせることを主題にしているのでなく、心の奥底に潜むわだかまりを吐き出すことの重要さを説いている作品です。

決して派手な内容ではないですが、大人が観て楽しめるサスペンスホラーだと感じました。

ただ、ツッコミどころも2つばかりあるんですよね。

ひとつは精神科医であるピーターの仕事場。

心霊ドクターと消された記憶

ストーリーに列車が大きく関わってくるので、ある程度仕方がない設定だとは思うのですが、セラピストが患者をカウンセリングする家のすぐ側を電車が通るっていうのは、かなり問題ありなんじゃないかと思いましたね。

電車が通るたびに大きな音がしていたら、患者さんも落ち着いてカウンセリングを受けることができないですし、そもそも列車事故のトラウマを抱えている患者さんがやってきたとしたら、どうにもこうにも対処できないですしょうしね。

もうひとつは、ピーターの父親であるウィリアム(ジョージ・シェヴソフ)の行動です。

ネタバレになってしまいますが、自分の車の後部座席に、今から殺そうとしているピーターを乗せているのにドアをロックしないとかありえないですね。

心霊ドクターと消された記憶

いくら気絶しているとはいえ、それが演技である可能性も排除できないと私は考えるんですよ。なので、スピード落としたときに逃げられるかも?と考えるべきで、このあたろはずさんとしか言いようがないですね。

まぁ、日本とは文化的な違いがあって、めったに車とすれ違わない広大なオーストラリアの田舎町では、それほど心配するようなことでもないのかもしれないですが・・・。

あと、現場に残っていた校章は、元からそこにあったのではなく、エリザベスがおいたのでは?と解釈しています。

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ストーリーの流れとネタバレ完全版

心霊ドクターと消された記憶

ピーターは、精神分析医としてカウンセリングを行っているが、彼自身も心のケアを必要としている。

シドニーから戻ってきたピーターは、妻のキャロルがひどく参っていると、精神科医の師であるダンカンに告げる。

その原因は、交通事故で娘イーヴィーを亡くしたことであり、ピーターが街でイーヴィーから一瞬目を離したのが原因だった。

ある日、ピーターの診療所に、エリザベス・ヴァレンタインというひとりの少女が訪ねてきた。手には少女の人形を抱えている。

一言も言葉を発さないので、ピーターはメモを差し出した。そのメモが電車が通過したことで揺れ、怯えたエリザベスはその場を立ち去ってしまった。

ピーターが差し出したメモにふと目を落とすと、そこには「12787」と書かれていた。

翌日出勤すると、エリザベスが手に持っていた女の子の人形が床に落ちており、診察室の窓際に彼女が立っている。
彼女は雨が降りしきる外を見て唸っている。レコーダーで録音を開始するピーター。

急に苦しみだし倒れたエリザベスをソファへ寝かせたあと、一瞬目を離したすきに姿が見えなくなっていた。

ダンカンにエリザベスのことを相談するピーター。
人形がなければピーターの妄想だと思っていたとダンカンが言う。

エリザベス・ヴァレンタインのイニシャルはEV。つまりイーヴィーだとダンカンは話し、ピーターが感じたことを質問する。

部屋にかかっている「トリワナのある冬景色」というブリューゲルの作品の中の景色をよく夢で見るとピーター。

絵の中には小さな謎がある。
窓の奥にいる人が見えない。それを君は見たがっているのだとダンカン。

ピーターが机の引き出しを開けると、そこにエリザベスの定期券が。

部屋のブザーが鳴る。ドアをあけても誰もいない。振り返ると部屋の中にエリザベス。
小さな声で「彼女も来てるの」と告げイーヴィーの姿に変わる。
ピーターが近づくとイーヴィーは消え去ってしまった。思わず泣き崩れる。

自宅へ戻ると、数日前の朝と同じように部屋の扉がバタバタと音をたてている。

ピーターは、電車の中で居眠りから目が覚める。

患者のエリカ・ジョージ(アンナ・リース・フィリップス)が前に座っている。
「自殺出来ないのは、もう私が死んでいるから」と告げて姿を消す。それは幻覚だった。

その後、エリカの死亡診断書を確認したピーター。
エリザベス・ヴァレンタインの死亡診断書を調べると「故人」となっており、さらに、患者のフェリックス・マッターズ(ブルース・スペンス)を始め調べを進めていくと・・・

1987年7月12日が浮かび上がってきた。
ダンカンに電話し、折り返してくれるように留守電に残す。

診療所の窓の外に停車する電車。
そこから、死亡診断書に乗っていた自分の患者たちがこちらを見ている。

彼らは同じ日1987年7月12日に死んだらしい。
その日に何があったか思い出せとダンカン。

ピーターは患者たちのリストをダンカンに見せ、論理的な考えを聞かせてほしいと乞う。

自分が神経衰弱だったとしても、辻褄が合わないことがある。それは、彼らはみなダンカンの紹介で来た患者だということ。

ピーターがふと自分たちが映っているはずの鏡を見ると、そこにダンカンの姿が写っていない。
目の前の椅子に座っていたダンカンも姿を消している。

心霊ドクターと消された記憶
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その日について思いを巡らせるピーター。地図の上で土地の名前をたどる。

メルトン、バッカス・マーシュ、バラン、メアリー・バラ、フォルス・クリーク。

翌日、ピーターは列車に乗り故郷のフォルス・クリークに向かった。
実家へ着くと父ウィリアムが迎えてくれた。

父は何があったのかと聞く。
元警官の父は、ピーターの異変について問う。
二人には確執があるようだ。酒のせいで孫娘の葬儀に出なかった父が許せない。

クローゼットの中から箱を取り出すピーター。
その中の新聞の切り抜きを見て、街のバーへ向かう。

心霊ドクターと消された記憶
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そこで飲んでいた幼馴染のバリー(マルコム・ケナード)と顔を合わせ、過去の話しをする
あのときにあったことを話したいとピーター。

10代だったが、あの話しは絶対にしないと約束しただろうとバリー。

ピーターは、告白してスッキリしたいのかもと、自分の気持ちを分析する。
バリーは弁護士料も払えないから警察につかまりたくないと言い、二度と俺に近づくなと言ってバーを立ち去った。

14歳の頃。
夜、ピーターはバリーと二人で線路沿いの見張り小屋のそばにやってきた。
カップルが車で盛り上がっているのを見るため。

その時列車の音がした。
ピーターたちが線路の上に自転車を放置していたせいで列車は脱線。
47人が死亡する大惨事となった。

そのときのことを思い出し、その場に立ちすくむピーター。
イーヴィーが現れ、自分が列車にひかれるシーンを彼に見せた。

死者たちが姿を見せピーターに近寄ってくる。警察に出頭せよと訴えるかのように。

実家に戻り、放り出していた新聞の切り抜きを箱にしまう。
その切り抜きは、ピーターが出かけている間に父親に見られていた。

夜中に庭のブランコが揺れている。
イーヴィーが乗ってこちらを見ている。夢だった。

翌朝。
バリーが踏切のところに来て何かを考えている。

ピーターは警察に出頭し、列車事故のことを女性警官のバーバラ・ヘニング巡査部長(ロビン・マクリーヴィー)に自供した。
バリーのことは話さず自分一人だけが関わっていたと。

その女性警官の母親の写真がデスクの上に。母はあの事故で亡くなったらしい。

バーバラは、当時ピーターは未成年だったし過失ということで罪には問われないはずだと告げ、事故の後ピーターの父親に親切にされたことで警官になったと言う。

ピーターは列車事故の切り抜きを燃やそうとするが途中で炎が消えてしまう。
家の中から何かの物音がする。

ウォークインクローゼットのドアが開閉する音だった。
電気がつかない。
中にはいると突然ドアが閉まり、唸り声が聞こえてくる
ヴァレンタインが飛びかかってきてピーターの首をしめる。

目の前に現れたダンカンが懐中電灯をつけてピーターに話しかける。「我々は君次第だ」と言う。
真実を言ったから終わったはずだと返すピーターに、「2台の自転車で列車が転倒するのか?」とダンカンは問う。

イーヴィーが死んだとき気を取られたものは何だ?
思い出したくないものとは何だ?と続けて質問を浴びせる。

ピーターはふと、お店のウィンドウの中の列車の模型と赤い信号の点滅を思い出す。

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証拠を保管している部屋で、当時の事故の写真を見返しているヘニング巡査部長が、ピーターの父親が写っている写真を発見する。

線路沿いに立って当時を思い出すピーター。
見張り小屋の階段を登り中をのぞくと、バリーが首をつっていた。

通報。ヘニング巡査部長につながる。

現場検証でヘニング巡査部長から質問され、あの時バリーとふたりで自転車を線路においたと告白。
落ち着いたらココに電話をとバーバラ・ヘニング巡査部長からカードを渡される。

自宅に戻りあの切り抜きを見ていると「脱線事故で謎が解決」と書かれた記事を見つけた。
「事故現場に失踪中のエリザベスさんの遺体が・・・」写真も掲載されている。

当時、車から駆け出していくエリザベスの姿を見たことを思い出したとバーバラに巡査部長に告げにきたピーター。

現場で古そうな証拠を見つけたと、同僚がアクセサリーのようなものを巡査部長に渡す。

ピーターはバーバラに協力を仰ぐが、力にはなれないと言われ、不可思議な現象を証明するために、母親と彼女しかしらないこと、ベニーと呼んでいたことなどを話した。
彼女は怒り、出ていってと促した。

ピーターが車に乗るとあの人形が助手席においてあった。
再び現場へ向かう。
「教えてくれ」とつぶやくとエリザベスが現れ手招きする。車をおり後を追う

巡査部長が帰り支度をしようとしたときに、ふと同僚がおいて行った証拠を見るとミッチェル高校の校章だった。

証拠保管室へ。
当時警官だったピーターの父が作成したエリザベスの捜査報告書に「捜査終了」のハンコが押してあるのを発見。

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バーバラはウィリアムの家を訪ね、エリザベスの捜査報告書について確認したいと告げた。

過失致死で時効の4年はとうに過ぎているから、ピーターの起訴はできないとウィリアム。
本当にそうだったのかとバーバラは問う。

当時、ウィリアムが車でどうやって現場に向かったのかを確認。事故の前に通ってなければ、その道は通れないはずと言う。

見つかった校章はエリザベスのもので、彼女の死因だけ特定されていないことも伝える。

あの小屋の中でウィリアムから首をしめられたエリザベスが、おもわず線路の切り替えを触ってしまい、それが事故の原因になった。

殺した後、列車事故の現場に遺体を放置した。
それを見ていたピーターは、記憶の奥にその事実をしまいこんでずっと忘れていたのだった。

バーバラはピーターの帰宅を待つと言い、彼の動きを警戒していたが、すきを突いて殴りつけられ気を失い、車のトランクへ閉じ込められてしまう。

帰宅したピーターは、あのときのことを全部思い出したと父に告げる。
父が殺して遺体を列車においたこと。
バーバラに電話して自白してくれと言い電話をかけると、彼女の携帯が父親のポケットから鳴る。

ウィリアムはとっさに銃を突きつけて、ピーターにガレージに入れと言う。

手錠をつけさせられたピーターが、「他に何人殺した?」と問う。
撃てばいい罪は消せないから。

そのときトランクの中からバーバラの声。
そのすきに掴みかかるピーターだったが、スパナで殴りつけられピーターは気を失う。

明け方。
バーバラーのパトカーにガソリンを積んで、ウィリアムが走らせている。後部座席には気を失ったままのピーター。

正面に突然湧き出た霧。そこからバーバラの母親の亡霊が飛び込んできた。
それに気を取られたウィリアムはハンドル操作を誤り、鉄柱に激突。後部座席のピーターは外へ放り出される。

車が止まったのは線路の上。
エンジンがかからない。
ドアがロックされる。
列車がやってくる。
意識を取り戻したピーター。
トランクが開きバーバラは助かる。

ピーターは落ちていた銃で車の窓を割り父を助けようとするが中からバーバラの母の亡霊が彼を押さえつけたことで脱出できず、そのまま列車にひかれてしまった。

列車の窓に事故の犠牲者たちがうつっている。

エリザベスがゆっくり立ち去っていく。

後日。
キャロルと砂浜に座っていると、イーヴィーがピーターのおでこにキスをして、海の方へと歩き去っていった

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